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しかも物凄い言われようで急なことに返す言葉が見つからず。
なんだか知らないが若干説教を受けているし、松兄の圧に自然に強ばり肩が竦む。
改めて、紹介します。
この人「松岡 昌宏」は俺と二人きりのときは物凄く優しいけれど、誰かと一緒にいるとめちゃくちゃ怖くなる人で。
生態は、未だ不明「理解不能」というキーワードが当てはまります。
(俺も、言っててよく分からないや)
玉「…あ、松岡さん俺がミツをここへ連れて来ました俺たち同級生で」
松岡「悪いけど俺は宏光と話しているんだ黙っててくれない」
すると松兄は割って入ってきたタマをドスのきいた声で睨みつけ。
玉「怖い顔、でも引かないよ」
北「タマ」
玉「だって、ミツのこと大好きなんだもん」
(ちょ、おい)
玉「親戚だかなんだか知らないけどさミツは貴方の持ち物じゃないでしょ」
そう言い、怪しく微笑みながら俺の肩に手を回すタマ「だから渡さない」と。
(こいつ松兄を相手に度胸ある)
絵で描かれていたらきっと二人の間に、バチバチと火花が散っている事だろう。
ふと、そんなふうに思えるほど強いガンの飛ばし合いをしている二人。
(なに?この状況)
誰も望んではいない展開に戸惑ってしまう俺、勘弁してくれ。
正直言って、今すぐこの場から立ち去りたい。
しかしタマのことを思えばそうも行かず、どうすべきかを考える。
取り合えず、これ以上は松兄を刺激してはならないと俺の肩に回していたタマの手を振りほどき。
少し距離をとったら、離れたのにまた近寄って来るタマ。
(はぁ、マジでか)
そんな俺達を見て、松兄の眉がピクリと動き更に恐怖を覚えた。
(やばっ)
「そう言えば」タマが、何かを思い出したように口を開く。
玉「ミツ、子供の作り方を亀梨くんが聞いたとき親戚の兄ちゃんに教えてもらったって言ったらしいけど」
北「えっ」
玉「もしかしてそれ松岡さん」
タマは、ニヤニヤしながらそう聞いてよ。
(あぁ、あのときの?)
俺は保健室で、亀梨先輩に絡まれた時のことを思い出す。
北「そうだけど、それがどうかした?」
と、ニヤリとタマが口角を上げ。
(つうか何で俺に、今そんなことを聞いたんで?)
いつも更新が遅くてすみません、合わせてREALや他の作品も読んで下さったら嬉しく思います。変わらず応援、宜しくお願い致します。
Tai.Qi
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作者名:Tai.Qi | 作者ホームページ:https://novel.prcm.jp/novel/r1tzGjKmUT2EzAjVIVyN
作成日時:2018年11月20日 11時