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藤「分かった、じゃワタから頼む」
そんな俺達のやり取りを、キョトンとした顔で見つめているミツ。
横「よく聞いて」
北「なんだよ？」
横「新入生歓迎会っていうのはね」
昔から日本にある外遊び
「鬼ごっこ」や「かくれんぼ」「缶けり」といった。
今の子たちはゲームばかりをしていて、そういった遊びはしないのだろうけど。
そういう俺達も、どちらかと言えばその世代。
が、この学校では新入生を歓迎する意味でコミュニケーションと称し全校生徒でそれを行うことになっていた。
でも郁人が言うように普通の外遊びじゃない、今回やる鬼ごっこの場合は捕まってしまったら。
北「どうなるんで？」
横「その鬼の言うことを聞かなければならないというルールがある」
北「へっ？」
河「つまり、やらせろと言われたら断れないってわけさ」
北「なっ、何を？」
河「あぁ〜もうコイツ本当に俺らと同い年か」
(あはっ、ミツは正真正銘の同学年だよ)
藤「いい？北山、歓迎会では絶対に俺やワタの傍から離れるんじゃないよ」
北「どうして？」
藤「他のやつらに捕まったら大変なことになる」
二「じゃ俺が捕まえてあげる、んふふっ」
藤「冗談じゃない、こいつは俺が捕まえるんだ」
北「はっ？勝手に決めてるんじゃねぇよ」
河「俺も参加していいかなぁ」
藤二「ダメに決まってるだろ」
河「わっ!?」
(やれやれ…ふっ)
北「横尾さん、よく分からないけど要は鬼になれば捕まる心配はないんじゃないか」
(まぁ、それはそうなんだけどさ問題は)
横「歓迎会の主権は生徒会にある」
つまり、あいつらの策略によっては裏でコントロールされてしまう可能性が高い。
北「えっ」
河「だから、お前は逃げる側にされてしまうかもしれないって事さ分かった？」
北「冗談じゃない逃げるだなんて真っ平ごめんだ男は正々堂々と」
二「そんなことを言ってたら、あっさり捕まっちゃうよ」
そうミツは可愛い顔をしているわりには人一倍、男気が強く。
こう見えてもサッカーではかなりの強者、バリバリの熱血少年。
そんなミツが逃げたり隠れたりするのを嫌がるのは目に見えていた。
それだけに俺も太輔も危惧していたんだ。
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Tai.Qi(プロフ) - ちぐさん» こんにちは、時々コメント頂いても通知メールが来なくて困ります(苦笑)今、気づきました申し訳ありません、お久しぶりです、はい初な北山さん争奪戦になってますノンリアルだからこそ描ける形ですが相変わらず私の作品は出演者が多くて(笑)宜しくです有り難うございます (2018年9月30日 11時) (
レス) id: ce1f6b094a (このIDを非表示/違反報告)
ちぐ(プロフ) - お久しぶりですm(_ _)m北山さんがうぶすぎるのか、周りがませすぎてるのか…何にも知らない北山さんを自分色に染めていきたいと思うのはもう仕方の無いことですね笑 生徒会組がこれから絡んでいってくれそうで楽しみです！ (2018年9月26日 17時) (レス) id: 49f8e6a8bb (このIDを非表示/違反報告)
Tai.Qi(プロフ) - つばきさん» こんにちは、この作品での初コメント有り難うございます嬉しいです藤ケ谷さん、かなりの溺愛型で描いていますノンリアルならではの設定ですが今後は少しずつ他のメンバーやジャニタレが出てきますので楽しんで頂けたら幸いです、いつも有り難うございます。 (2018年9月17日 14時) (レス) id: ce1f6b094a (このIDを非表示/違反報告)
つばき(プロフ) - Tai.Qi様こんにちは。がっつり排除していく藤ヶ谷さん大好きです。横尾さんが和らげてくれてるのがまた、ほっこりします。藤ヶ谷さんの活躍に期待しています。楽しい小説をありがとうございます (2018年9月17日 14時) (レス) id: 3eb51e8e4e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Tai.Qi | 作成日時：2018年9月3日 18時
