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男同士でキスなんて普通しないのに、あんな頭に残るような濃厚なキスしてよ
はぁ〜溜め息混じりで落ち込んでると、隣で聞いていた藤ケ谷の様子がブラックになるのが見え。
(げっ、ヤバい)
藤「へぇ〜つまりは騙したと？」
そう言いながら、邪悪なオーラがますす大きくなって。
(えっ、こいつ何を言っているんで騙した？俺が)
北「いや、だから、そうじゃなく冗談だって言ってるじゃん」
呆れた顔をし、言葉を返す。
(つうか、被害者ぶってんじゃねぇよ当の被害者はこの俺だ)
男なんかにキスされて「わーい、やったぁ」とか喜ぶわけねぇだろが。
藤「そう北山は約束も破って嘘もつき懲りない子ってわけだ」
北「はっ？」
口角を上げ、藤ケ谷が言う。
(待て、こいつってこんなキャラだっけか？なんか変だ)
俺は、藤ケ谷が今も放っている恐ろしい殺気にビクッとしながら動揺を隠せず。
北「あっ、 俺、用事を思い出したから」
そう言い気づかれないよう、ゆっくりと後ずさる。
「また嘘をつくの？どうなるか分かんないよ」ニヤッと笑う藤ケ谷。
(いったい何を考えているんで？)
「うっ、嘘じゃねぇもん」頑張って言い張るがその通り、むろんこれは逃げるための口実。
藤「悪いことを考えている北山には、またキスが必要なのかな？なんだったらいくらでも塞ぐよ」
(げっ)
藤ケ谷の表情は「ニコニコ」じゃなく「ニヤニヤ」でもない、もう「ニタニタ」
(てか、またキス!?)
もしかして、さっきキスしたのは俺が約束を破ったからか。
(それより悪いことを考えてるのは、お前の方だろ)
ツッコミ所が満載だ…
北「おまえバカなの？約束を破ったくらいで俺を殺す気、もう藤ケ谷とは絶交だ」
(口も聞いてやんね)
敵に回すくらいの覚悟はできている、俺も怒るときは怒るんだ。
そして言い逃げをしようと、すぐに走れるよう構えていたら背後からシャツの襟をガシッと掴まれ。
(うっ、動け…ない‥ｶﾞｯｸｼ)
藤「ひ・ろ・み・つ・くん」
(はいはい分かりました)
離れまいと、くっついている藤ケ谷に俺は仕方なく白旗を上げ。
このあと放心状態で一緒に家まで帰り、おまけに手まで繋がれて。
(ははっ…)
今日は「ファーストキス」と「セカンドキス」まで奪われ、なんて日だ。
この事は、俺の黒歴史に深く刻まれたのは言うまでもない。
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Tai.Qi(プロフ) - ちぐさん» こんにちは、時々コメント頂いても通知メールが来なくて困ります(苦笑)今、気づきました申し訳ありません、お久しぶりです、はい初な北山さん争奪戦になってますノンリアルだからこそ描ける形ですが相変わらず私の作品は出演者が多くて(笑)宜しくです有り難うございます (2018年9月30日 11時) (
レス) id: ce1f6b094a (このIDを非表示/違反報告)
ちぐ(プロフ) - お久しぶりですm(_ _)m北山さんがうぶすぎるのか、周りがませすぎてるのか…何にも知らない北山さんを自分色に染めていきたいと思うのはもう仕方の無いことですね笑 生徒会組がこれから絡んでいってくれそうで楽しみです！ (2018年9月26日 17時) (レス) id: 49f8e6a8bb (このIDを非表示/違反報告)
Tai.Qi(プロフ) - つばきさん» こんにちは、この作品での初コメント有り難うございます嬉しいです藤ケ谷さん、かなりの溺愛型で描いていますノンリアルならではの設定ですが今後は少しずつ他のメンバーやジャニタレが出てきますので楽しんで頂けたら幸いです、いつも有り難うございます。 (2018年9月17日 14時) (レス) id: ce1f6b094a (このIDを非表示/違反報告)
つばき(プロフ) - Tai.Qi様こんにちは。がっつり排除していく藤ヶ谷さん大好きです。横尾さんが和らげてくれてるのがまた、ほっこりします。藤ヶ谷さんの活躍に期待しています。楽しい小説をありがとうございます (2018年9月17日 14時) (レス) id: 3eb51e8e4e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Tai.Qi | 作成日時：2018年9月3日 18時
