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「ちょ、なにあの真ん中のやつ？超可愛い」
「ちいせぇプリティー」
「なんかシャツ、ぶかぶかしてね？」
いろんな所からヒソヒソと会話が聞こえてくる、俺は奴らが何を言っているのかサッパリ分からず。
藤「ﾁｯ、作戦失敗か」
藤ケ谷が舌打ちをし、苛立っている声が聞こえ。
(いったい、なんの？)
藤「なんでもねぇよ」
北「？？？」
横「ミツは気にしなくていいから太輔、次へ行こう」
(変な藤ケ谷、横尾さんも)
「名前、なんていうの？」そう言って、近づいて来たやつを藤ケ谷は無言で突き飛ばし教壇まで行くと。
思いっきり机をバンッと叩いて全員が一斉にこっちを向いた、その中で。
藤「いいか、こいつは俺とワタのもの手を出したら許さないからな」
キッと睨みを効かし、正直いって恐い。
(つうか俺が横尾さんとお前のもの？いつからそうなったんで勝手に決めてるんじゃねぇや)
横「決まったね太輔、んふっ」
藤「こういうのは初めにガツンと言っとかなきゃ」
(意味が分かんね、こいつらの行動の)
ますます注目を浴びてしまった俺は、とにかく自分の席へ座ろうと周囲を見渡し。
(あっ、あった、あそこ)
席へと着いた、途端に脇から「隣りじゃんラッキー」
(へっ？)
横「俺はここ〜」
北「はあっ？」
見れば後ろに横尾さん左に藤ヶ谷、どうして教室でも二人に囲まれなければならないんだよ。
藤「俺たち仲いいよなぁ」
横「ほ〜んと」
北「うっ (最悪…だ)」
横「どうかした？ミツ」
藤「嬉しくて声も出ないって感じ」
(なわけないじゃん)
とはいえ俺の席は窓際の２番目、後ろから数えても２列目。
つまり窓側の席に藤ケ谷、その隣が俺で後ろが横尾さん悪くはない席運。
(ｷｰﾝｺｰﾝｶｰﾝｺｰﾝ)
チャイムが鳴ったと同時に、ガラッと音を立て入って来たのは多分これから世話になる担任。
印象は、背が高いっていうのと黒縁のメガネ。
(ちぇっ、先生まで背が高いのか、いいですよーだ、ふんっ)
ちょっとイジケ虫の自分、前の方へ目をやれば何故だか空席で。
(もしかして入学そうそう遅刻？どんな奴だよ)
でも休みって事もある、そう考えていたら廊下からバタバタと走って来る足音が聞こえ。
それは俺達の教室の前でピタッと止まり、急に寒気が襲ってきて嫌な予感に囚われる。
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Tai.Qi(プロフ) - ちぐさん» こんにちは、時々コメント頂いても通知メールが来なくて困ります(苦笑)今、気づきました申し訳ありません、お久しぶりです、はい初な北山さん争奪戦になってますノンリアルだからこそ描ける形ですが相変わらず私の作品は出演者が多くて(笑)宜しくです有り難うございます (2018年9月30日 11時) (
レス) id: ce1f6b094a (このIDを非表示/違反報告)
ちぐ(プロフ) - お久しぶりですm(_ _)m北山さんがうぶすぎるのか、周りがませすぎてるのか…何にも知らない北山さんを自分色に染めていきたいと思うのはもう仕方の無いことですね笑 生徒会組がこれから絡んでいってくれそうで楽しみです！ (2018年9月26日 17時) (レス) id: 49f8e6a8bb (このIDを非表示/違反報告)
Tai.Qi(プロフ) - つばきさん» こんにちは、この作品での初コメント有り難うございます嬉しいです藤ケ谷さん、かなりの溺愛型で描いていますノンリアルならではの設定ですが今後は少しずつ他のメンバーやジャニタレが出てきますので楽しんで頂けたら幸いです、いつも有り難うございます。 (2018年9月17日 14時) (レス) id: ce1f6b094a (このIDを非表示/違反報告)
つばき(プロフ) - Tai.Qi様こんにちは。がっつり排除していく藤ヶ谷さん大好きです。横尾さんが和らげてくれてるのがまた、ほっこりします。藤ヶ谷さんの活躍に期待しています。楽しい小説をありがとうございます (2018年9月17日 14時) (レス) id: 3eb51e8e4e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Tai.Qi | 作成日時：2018年9月3日 18時
