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そう俺の人生の殆どが藤ケ谷と一緒ってわけ、つうか襟首つかんで引きずるんじゃねぇわ。
北「放せ藤ケ谷」
藤「おまえが前へ進もうとしないからじゃん」
北「自分で歩くぅ」
横「やれやれ」
「先が思いやられる」そう横尾さんが溜め息をつき、それはこっちの台詞。
藤「とにかく時間がない行くぞ」
北「だから放せってば」
藤「あっ、悪い早くしろ北山」
謝ってはいるけど、全く反省しているようには見えてない藤ケ谷。
(これからどうなるんだよ俺の高校生活は？)
淡い期待は遥か空の彼方へと行ってしまい、ガックリと肩を落とし歩いていた。
そのとき、ドンッと何かにぶつかってよ。
「うわっ、なに!?」目の前に立ちはだかった壁？じゃなく背中。
「うおぉービックリした!?」
(やっべ、やっちまったみたい)
横「すみませんゴメンなさい、もうミツなにをやっているの！ちゃんと前を見て歩かなきゃダメでしょ」
後ろから来た横尾さんがペコリペコリ謝って「俺、ちゃんと見てたよ」正確には藤ヶ谷の背中をだけど。
横「じゃ、なんで太輔じゃなく他の人にぶつかってるわけ」
北「さぁ、なんででしょう」
すると「きゃはは面白い、つうか可愛い名前なんていうの俺は二階堂 高嗣、ニカって呼んで」
(はっ？)
「あぁ、俺は」言いかけた途端その手をグイッと藤ヶ谷に引っ張られ。
北「わっ」
藤「寄り道しているんじゃね」
北「へっ？」
そのままグイグイ廊下を歩いて行き「１−Ｂ、ここか」扉の前でピタッと止まり。
何故だか、こいつは深呼吸をし「ワタ、行くよ」横尾さんと顔を見合せ。
藤「北山、いいか頭を下げとけ」
北「はっ？」
(また、こいつは何を言い出すのかと思ったら意味不明なことを)
藤「いいから俺の言うことを聞け」
北「別にいいけどよ頭を下げたら俺、前には進めないじゃん」
藤「じゃ、ここでも掴んでおけば」
藤ケ谷が指差したところ、そこは自分のシャツの後ろの袖。
北「…分かった」
(これなら、なんとか前に進めそうだ)
俺は頭を下げ小さく袖を掴みガラッと横尾さんが扉を開けた次の瞬間、教室がザワめく。
(うっ、なんか視線が痛い気のせい…だよな？)
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Tai.Qi(プロフ) - ちぐさん» こんにちは、時々コメント頂いても通知メールが来なくて困ります(苦笑)今、気づきました申し訳ありません、お久しぶりです、はい初な北山さん争奪戦になってますノンリアルだからこそ描ける形ですが相変わらず私の作品は出演者が多くて(笑)宜しくです有り難うございます (2018年9月30日 11時) (
レス) id: ce1f6b094a (このIDを非表示/違反報告)
ちぐ(プロフ) - お久しぶりですm(_ _)m北山さんがうぶすぎるのか、周りがませすぎてるのか…何にも知らない北山さんを自分色に染めていきたいと思うのはもう仕方の無いことですね笑 生徒会組がこれから絡んでいってくれそうで楽しみです！ (2018年9月26日 17時) (レス) id: 49f8e6a8bb (このIDを非表示/違反報告)
Tai.Qi(プロフ) - つばきさん» こんにちは、この作品での初コメント有り難うございます嬉しいです藤ケ谷さん、かなりの溺愛型で描いていますノンリアルならではの設定ですが今後は少しずつ他のメンバーやジャニタレが出てきますので楽しんで頂けたら幸いです、いつも有り難うございます。 (2018年9月17日 14時) (レス) id: ce1f6b094a (このIDを非表示/違反報告)
つばき(プロフ) - Tai.Qi様こんにちは。がっつり排除していく藤ヶ谷さん大好きです。横尾さんが和らげてくれてるのがまた、ほっこりします。藤ヶ谷さんの活躍に期待しています。楽しい小説をありがとうございます (2018年9月17日 14時) (レス) id: 3eb51e8e4e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Tai.Qi | 作成日時：2018年9月3日 18時
