小松田くん ページ21
Aside
あれから数時間私たちは書類整理に追われ…
A「小松田さんこれで終わりですよ!もう少し頑張りましょう!」
小「はい!ドジらないように慎重に…」
A「…よし!書類整理終わりましたー!!」
小「やったー!!こんなに早く終わったの初めてです!天女様!ありがとうございます!」
A「いえいえ、こちらこそ!二人力を合わせて頑張った甲斐がありましたね」
小「天女様…」ホロリ
A「ど、どうしましたか!?そんなに疲れましたか!?や、休みましょう!」
小「違うんですぅ…こんなに、天女様に優しくされたのは初めてで…」
A「…!」
小「僕…見ての通りへっぽこで、いつも書類を巻き散らかしたりお茶こぼしたりしちゃってて…それで前の天女様に怒鳴られて殴られたりで…」
A「小松田さん…」
小「そのせいで天女様たちは事務の仕事に来なくなって、上級生のところに…僕がもっとしっかりしていれば学園の状況はもっと良かった…ほんと僕って使えないなぁ…」
A「そんなことありません」
小「え?」
A「小松田さんはしっかりしています!いくら失敗してもめげずにできるまで何度も何度もやり直して頑張ってます。そんなの、普通の人には出来ません。小松田さんは偉いです、使えなくなんてありません」
小「…天女様…」
A「誰でも失敗します。私だって周りに何度迷惑をかけてきたことか…しかしめげてはダメです。悪いように考えたら悪い方向にしか事は動きません。だから支え合うのです。出来ないことはみんなで支え合って乗り越えていくのです。そうしたらきっと上手くいくから。小松田さんが挫けそうな時は私が支えます。私は絶対に小松田さんをお助けします」
小「…ありがとう…ございます、僕っ…僕…なんだか、今ならなんでもできる気がしてきました」
A「そうです!その意気なのです!」
小「はい!じゃあこれ最終確認しましょう!」
A「はい!」
元気になって良かったです!私も気を抜かないよう精一杯頑張らなければ!
小「そういえば天女様はおいくつなんですか?」
A「17です!」
小「じゃあ僕よりも一つ年上だぁ!」
A「そうなんですか?じゃあ小松田さんは…16歳ですね」
小「はい!あ、じゃあ僕のことさんってつけなくていいですよ!年下なので!」
A「そうですか?では小松田くんと呼ばせていただきます!」
小「はい!」
18人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
忍たま好き(プロフ) - 面白いです!続きが気になります!更新お願いします🙏🙇♀️ (2022年11月27日 12時) (レス) @page28 id: 6c4f449978 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ねぎこむぎ | 作成日時:2021年7月22日 23時