おかしな子 ページ12
山本シナside
山「今日はここまで!」
くノ一「ありがとうございました!!」
山「ふぅ…」
授業も今日はこれでおしまいですし、あの子の様子を見に行ってみましょうか。大丈夫かしら、あの子どこか抜けているから…
山「Aちゃん、大丈…」
A「はわわっ!?瓶を割ってしまいました…せっかく綺麗な床になったのにやり直しです…はっ、このくらいで気を落としてはいけません!ネバーギブアップなのです!住めば都!磨けば光るのです!お部屋を与えられただけでも私は幸せなのです!欲をたかってはいけません!」
大丈夫じゃなさそうね…
心配で見に来たけど、見に来て正解だったわ。どうしたらあそこで瓶を落とすのかしら…そのうち怪我しそうで怖いわ…
A「シナ先生が戻って来られる前までには綺麗にしておかないと!これ以上あんな優しい方に迷惑をかける訳にはいきませんから!」
山「…」
悪い子では無いとは思う。でもまだ信じきれない
良い子の振りをしているだけかも、私から引き込むつもりかも、そんな不安が脳裏を過る。でも同じくらい、彼女に期待もしていて。もしかしたらこの子ならこの学園を救ってくれるかもしれない。元に戻してくれるかもしれないって思ってる自分がいる。…ダメね、こんなに簡単に絆されちゃ。私は忍者失格ね。けれど…
A「よし!部屋の掃除完了です!あっ、シナ先生!丁度今掃除終わりましたー!」
ああいう子は嫌いじゃないの
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忍たま好き(プロフ) - 面白いです!続きが気になります!更新お願いします🙏🙇♀️ (2022年11月27日 12時) (レス) @page28 id: 6c4f449978 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ねぎこむぎ | 作成日時:2021年7月22日 23時