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モストロ・ラウンジへの帰り道、Aは落とした靴が落ちていないか探しながら歩いていた。
アズールから借りているものなのでなくしてしまっては申し訳ない。
オクタヴィネル寮の海底トンネルまで戻ってきたが見当たらない。
諦めてアズールに謝ろう…、そう思っていた時1人の生徒が壁に背を預けこちらを見ているのに気がついた。
彼は優雅な足取りでこちらへとやってくる。
「やぁ、夢の姫君」
『夢の…姫、君？』
「ああ！どれだけキミに会いたくて焦がれていたことか！そんなキミに今、ここで会えるなんて私は幸運だ」
生徒はAの前に跪くと手をとり口を寄せる。
Aはというと生徒の雰囲気に圧倒されていた。
「ところでプリンセス。キミの探し物はこれかな？」
『あっ、それは！』
生徒がAに差し出したのは落とした片方の靴だった。
Aの反応を見て生徒は満足そうに頷く。
「どうやら合っているようだね。さあ、私の肩に掴まり足をあげておくれプリンセス」
『拾ってくれてありがとうございます！でも、その…自分で履けますので…』
「ノンノン、遠慮はいらないよ！」
『え、えと…じゃあ失礼します…』
Aが足を軽く持ち上げると、生徒が足首に手を添えて靴を履かせてくれる。
「うん、これでいい」
『ありがとうございましまた、あのお名前は…』
「おっと、私としたことが名乗るのを忘れていたね。私はルーク・ハント。ポムフィオーレ寮の副寮長を務めているよ」
『ルーク先輩ですね。私はA・ドリーミィです。よろしくお願いします』
「キミのことはよく知っているよ。さて、自己紹介もできたことだし私は消えるとしよう。キミは忙しい人だからね。ではまた、夢の姫君」
『は、はい』
Aの髪を一房掬うとルークは口を寄せて華麗な足取りで去っていった。
Aはというと初めて会うタイプの人と出会って少し戸惑ってしまったが、すぐに我を取り戻してモストロ・ラウンジへ戻るのだった。
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ここ(プロフ) - ガムテープ(主食)さん» ゴスマリ復刻のイデアはとても良かったですね…っ！こっそりと編集しているところがあるので、以前読んでいただいたものと少し違うかも、です✨絵文字が使えるようになりましたね！早速使ってみました😆 (2021年9月21日 19時) (
レス) id: e9ce79e520 (このIDを非表示/違反報告)
ガムテープ(主食) - ゴスマリ…！イデア先輩…！二回目だけど楽しみです！気合入れて読みます！🤭(絵文字使えるようになりましたね！) (2021年9月21日 17時) (レス) @page11 id: b67168fa9e (このIDを非表示/違反報告)
ここ(プロフ) - ガムテープ(主食)さん» ガムテープさん、読み返してくださってありがとうございます！読むペースの速さに私も嬉し驚きですっ^ ^ (2021年9月20日 19時) (レス) id: e9ce79e520 (このIDを非表示/違反報告)
ガムテープ(主食) - なんかどんどん読んでたら�靴泙罵茲舛磴辰拭�…あれ？早 (2021年9月20日 18時) (レス) id: b67168fa9e (このIDを非表示/違反報告)
ここ(プロフ) - あやみんさん» あやみんさんコメントありがとうございます^_^殺戮の天使はタイトルは知っているのですが内容は知らないんです。もしかして同じ名前でしたか…？？夢主ちゃんの両親の名前はパッと閃いた名前になります^_^ (2020年10月25日 19時) (レス) id: e9ce79e520 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ここ
| 作成日時：2020年9月17日 6時
