° 答え ページ14
どこかのバカに薬を盛られて、リーマスにとっても恥ずかしい姿を見せてから、どんどんと……それはまぁ、早すぎるくらいに、時間が過ぎていき、遂に第2の課題当日の朝になった。
何をすべきか、きちんと考えているし今回も私がトップに踊りでる自信があった。事前に渡された水着に着替えて、上からパーカーを羽織り、マフラーを巻けば大広間へ。
『おはよう』
朝食を取っている彼らの元へ向かえば、驚いて私のことを見てきた。
「A！君、リーマスやリリーと一緒じゃないの？！」
『え？………ううん、私が朝起きた時には、リリーは居なかったし、リーマスも談話室で待つ約束してたのにいなかったわ』
てっきり貴方たちと先に行っていたのかと思った……そう言えば、ジェームズとシリウスは、そうかという顔をして私に、金の卵から出たヒントが書かれた羊皮紙を見せてくる。
「ようやく分かったぞ！ごめんよ、A。僕達ずっと、この〈取り返すべし、大切なもの〉、この文が何を表していたのかずっと考えてたんだ」
『え、えぇ……ありがとう？』
「それで、今ようやくわかった。
〈取り返すべし、大切なもの〉……これは、代表選手にとって凄く大切なもの……つまり、お前にとっては、リーマスだ」
『っ……！！』
「恐らく、リリーが居ないのはビクターだろうね。」
「つまり、制限時間の1時間で、水中人に奪われた大切なものを取り返しに行かないと、永遠に戻らない……第2の課題は、それだ」
2人から明かされた課題の答えに、さっきまでリラックスしていたのに、急に緊張感と不安とが重なって無意識に震えが止まらない。
心配そうに、ピーターが背中を摩ってくれてて、すごく有難い……でも……
『そんなのって………あんまりよ………わたし……私……失敗したら……』
「お、落ち着いて、A……単なる、人物捜索だよ……グリンデローとかに絡まれなければ、すぐに人質の元に行ける」
『でもっ………もしかしたら……っ……リーマスのこと……助けられないかもっ………』
自分で言いながら、目の前がぼやけて、初めて涙がぽたぽたと零れているのに気付く。
もしも……そんな事を考え始めていれば、急に暖かくなって、気付けばシリウスが身を乗り出して私を抱きしめてくれてた。
「大丈夫だ、A」
『シリ……ウス…っ……』
「お前は絶対、課題を突破できる……だって、Aはとても優秀な魔女なんだから。」
° グリンデロー→←° フェリックス・フェリシス - You side -
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名無し84755号(プロフ) - 初めまして！作品とても面白いです‼︎続きが読みたいのでパスワード教えてもらえないでしょうか？お願いします！ (5月23日 8時) (
レス) id: 46deb2646d (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - 続き待ってます！！ (2023年1月9日 22時) (レス) id: 4bcda9126d (このIDを非表示/違反報告)
たみー(プロフ) - はじめまして！本作品はとても面白く、続きが気になるのでパスワードを教えて頂きたいと思っています！よろしくお願いいたします！ (2022年5月21日 14時) (レス) id: cc612285a5 (このIDを非表示/違反報告)
賢志郎（りん）(プロフ) - はじめまして！小説読ませていただいております！全部とても面白かったです！早速で申し訳ないのですがパスワードを教えていただきたいです！ (2022年3月28日 2時) (レス) @page50 id: 866c28599b (このIDを非表示/違反報告)
ルマ(プロフ) - はじめまして。小説読ませていただいております。とても面白かったです！この続きも読みたいのですが、パスワードを教えてもらうことは可能でしょうか 。 (2022年1月26日 23時) (レス) id: d200f97561 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：どこかのムスメ | 作成日時：2020年11月29日 0時
