° ネズミ ページ49
「見事です、グランドューレにエバンズ。ポッター達は……ふざけなければ、見事な消失でしたね」
授業が終わる直前、一人一人のネズミを見ていたマクゴナガル先生は、私とリリーに10点くれたけど、ジェームズ達は先生の言った通り、何匹かのネズミを消失させたりさせなかったりをして、貰えてなかった。
終業のチャイムが鳴って、生徒たちが教室から出ようとした時、慌てて先生が呼び止めた。
「お待ちなさい……この後、4年生以上が集まりますから」
そう言えば、今いる教室がどんどん広くなっていって、先生の机が置いてあったのに一瞬で消えた。
しばらくして、教室に4年生以上が集まればザワつきを先生が辞めさせた。
「皆さんにお話があります。クリスマス・ダンスパーティーが近付きました。三大魔法学校対抗試合の伝統であり、外国からのお客様と知り合う機会でもあります。
さて………ダンスパーティーは4年生以上が参加を許されます。もちろん、下級生を誘うのも可能です。」
「だから、今年の持ち物リストにドレスローブがあったんだ！」
ジェームズがシリウスと声を押し殺しながら、笑って話しているのを、遠いところからリーネが顔を赤くして見つめていた。
「パーティー用のドレスローブを着用なさい。パーティーは、大広間でクリスマスの夜20時に始まり、夜中の12時に終わります。
ダンスパーティーは……私たち全員にとってもちろん……髪を解き放ち、羽目を外せるチャンスです。しかしだからと言って……決して……ホグワーツ生徒に期待される行動基準を緩める訳ではありません。学校に屈辱を与えるようなことがあれば、私としては大変遺憾に思います。」
そこまで言うと、話はそれだけだったのか、もうお行きなさいと生徒たちを教室から出していく。ダンスパーティーだと聞いて、スラグ・クラブに行ったことが無い者達は、興奮したように盛り上がっていた。
私はと言うと、体調の悪さがピークに来ていて、リーマスに付き添われ医務室に行くところでマクゴナガル先生に呼び止められた。
「あぁ、ルーピン。これは、代表選手に関係する話ですから先にお行きなさい。」
「……じゃあ、A、先に行ってるね」
少し不満そうに先生を見ると、足早に教室から出ていって2人きりになった。
「グランドューレ、貴方は……グランドューレ？どうし……！！」
もう我慢の限界だったのか、先生の話を遮るように身体の力が抜けて……目の前が真っ暗になった。
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どこかのムスメ(プロフ) - 麦わら帽子さん» こんにちは！お待たせしました。本日、続きを公開させていただきます！これからもご愛読のほど、よろしくお願い致します。 (2020年12月18日 16時) (
レス) id: ca5bf8a95f (このIDを非表示/違反報告)
どこかのムスメ(プロフ) - ヨルさん» こんにちは！お待たせしました。本日より、続きを公開させていただきます。これからもご愛読、よろしくお願い致します！ (2020年12月18日 16時) (レス) id: ca5bf8a95f (このIDを非表示/違反報告)
麦わら帽子(プロフ) - 了解しました。続きをお待ちしております (2020年12月8日 23時) (レス) id: 73edff1dca (このIDを非表示/違反報告)
どこかのムスメ(プロフ) - 麦わら帽子さん» ご覧頂きありがとうございます！只今絶賛作成中でして、上限まで書き終えましたら、こちらからお知らせさせていただきます。それまでお待ちいただけると嬉しいです…… (2020年12月8日 23時) (レス) id: ca5bf8a95f (このIDを非表示/違反報告)
どこかのムスメ(プロフ) - ヨルさん» ご覧頂きありがとうございます！続きの方ですが只今絶賛作成中でして、公開でき次第こちらからお知らせさせていただきます。最後まで書き切りたい性格でして……お待ちいただけると嬉しいです…… (2020年12月8日 23時) (レス) id: ca5bf8a95f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：どこかのムスメ | 作成日時：2020年11月18日 17時
