° いつも通りの日常 ページ47
第1の課題が終わって。代表選手とかそんなの全然関係なく、いつも通りの日常に戻り、普通に授業が行われて、午後の二時限続きの魔法薬学の授業で前回出した月長石のレポートが返却された。
「君たちのレポートを評価したが、見事このクラスはD……つまり劣等生が一人もいなかった！実に奇跡だよ！それに、完璧なレポートを出した生徒が1人……これはもう言わなくても分かるだろうね」
やけに嬉しそうにしていたのは、そのせいか……なんて自分のレポートを見ながら思う。
横にいたリリーが、私のレポートを見るなり思った通りだわ……なんて呟く。
「また課題を出すからね。今日は “ 毒液の各種解毒剤 ” 。今回良かったからって、気を抜いたら途端に出来の悪い物が完成する。各自真面目に取り組むように。
それじゃあ、今日は強化薬を作ってもらうよ……」
またレポート……毎日毎日レポート三昧で、スラグホーンから出た言葉に、教室中に落胆のため息が広まる。
もちろん、私もそうだしノートに強化薬の作り方を書きながら、一瞬逆転時計を使うのをやめようかっていう考えも過った程。
リーマスとピーターに同時進行で教えていき、何とか2人に青色の薬を提出させると、ちょうどチャイムが鳴る。
「A、行きましょう？」
『あぁ……うん……』
リリーに諭されて、席から立ち上がるけどいつもより身体が凄く重たく感じる。
すると、心配そうにリーマスが腰に手を回して支えてくれた。
「大丈夫かい？君、凄く顔色が悪いよ」
『そう……？確かに、凄く身体が重たいの……』
「やっぱり、無理がたたってるのよ……今日は変身術に行かないで、医務室に行ったら？」
『だけど、今日は重要な話があるってマクゴナガル先生が言ってたから、行かなきゃ……』
「だからって、今にも倒れそうなくらい顔が白いわ！」
「ああ、まるでディメンターに魂を吸い取られた後みたいに………イテッ……」
「シリウス、貴方ってほんっとうに最低な表現しか出来ないのね」
シリウスの(笑えない)表現に、リリーがノートで頭を叩く。
ジェームズとピーターは笑っていたし、いつもなら私も笑ってるけど、そんな力すらなかった。
そう、第1の課題が終わったあとから、だんだん起きるのもやっとなくらい体調が悪くなってて……リリーの言う通り、1度医務室に行った方がいいのかしら……
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どこかのムスメ(プロフ) - 麦わら帽子さん» こんにちは！お待たせしました。本日、続きを公開させていただきます！これからもご愛読のほど、よろしくお願い致します。 (2020年12月18日 16時) (
レス) id: ca5bf8a95f (このIDを非表示/違反報告)
どこかのムスメ(プロフ) - ヨルさん» こんにちは！お待たせしました。本日より、続きを公開させていただきます。これからもご愛読、よろしくお願い致します！ (2020年12月18日 16時) (レス) id: ca5bf8a95f (このIDを非表示/違反報告)
麦わら帽子(プロフ) - 了解しました。続きをお待ちしております (2020年12月8日 23時) (レス) id: 73edff1dca (このIDを非表示/違反報告)
どこかのムスメ(プロフ) - 麦わら帽子さん» ご覧頂きありがとうございます！只今絶賛作成中でして、上限まで書き終えましたら、こちらからお知らせさせていただきます。それまでお待ちいただけると嬉しいです…… (2020年12月8日 23時) (レス) id: ca5bf8a95f (このIDを非表示/違反報告)
どこかのムスメ(プロフ) - ヨルさん» ご覧頂きありがとうございます！続きの方ですが只今絶賛作成中でして、公開でき次第こちらからお知らせさせていただきます。最後まで書き切りたい性格でして……お待ちいただけると嬉しいです…… (2020年12月8日 23時) (レス) id: ca5bf8a95f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：どこかのムスメ | 作成日時：2020年11月18日 17時
