5. ° PREFECT - No side - ページ1
クィディッチ・ワールドカップから数日。久しぶりに家族で過ごす休みに、朗報がふくろうによって運ばれてきた。
ビジーがAに魔法薬学を教わっている中、外に出てランプの灯りを取り替えていたシュリが、手紙を持って現れた。
「お嬢様、坊ちゃん、ホグワーツからお手紙が届いていましたデス！」
『ありがとう、シュリ。……そうだ！後で今日の夕飯を一緒に作らない？私、作ってみたい料理があるの』
「でもお嬢様、お身体の方は大丈夫なのですかデス？」
『ええ、大丈夫よ。今日は気分がいいの。どう？』
「お嬢様が仰るなら、是非一緒に作りたいですデス！」
『良かった、じゃあ後で買い物に行きましょ』
母親の元に、学校に持っていく持ち物を見せに行ったビジーを他所に、Aがシュリとそんな話を取り付ける。
すると、マリエッタが手紙をもって現れた。
「A、貴方もリストを出して……明日ダイアゴン横丁に行きましょう」
『分かったわ………ん、？……なにか入ってる……』
封を開けて紙を出せば、中になにか詰まっていることに気付く。
逆さにすれば、赤色に輝くバッチが出てきた。
『……なにこれ』
「おねーちゃー……ん？なに、これ」
『さぁ……？一緒に入ってたの』
3枚入っていたうち1枚を開けば、驚くべき内容が書いてあった。
『「今年度の監督生……？？」』
「お姉ちゃんが監督生に選ばれたってこと？」
『そう…なるんじゃない？』
「あら、なに2人で顔寄せあってるの？」
お菓子を作っていたのか、マドレーヌを載せたお皿を持って現れたマリエッタは、机の上に転がっているバッチを見るなり、お皿を落としかけた。
「なんてこと…！！私の娘が！ホグワーツの監督生…！！！」
『ちょっ……お母さん、落ち着いて……』
「チャーリーにフクロウを送らないと！あぁ、お母さんたちも呼ばなきゃ！」
「そんなに凄いことなの？」
「当たり前じゃないの！監督生と首席と合って、そのうちの1つにあなたがなったのよ！娘が！！今日はお祝いだわ！」
さぁ、忙しくなる！なんて言いながら、慌ただしく部屋を出ていくのを見送る2人。
Aに至っては、監督生そのものに興味が無いのか、再びビジーに魔法薬学を教え始めた。
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どこかのムスメ(プロフ) - 麦わら帽子さん» こんにちは！お待たせしました。本日、続きを公開させていただきます！これからもご愛読のほど、よろしくお願い致します。 (2020年12月18日 16時) (
レス) id: ca5bf8a95f (このIDを非表示/違反報告)
どこかのムスメ(プロフ) - ヨルさん» こんにちは！お待たせしました。本日より、続きを公開させていただきます。これからもご愛読、よろしくお願い致します！ (2020年12月18日 16時) (レス) id: ca5bf8a95f (このIDを非表示/違反報告)
麦わら帽子(プロフ) - 了解しました。続きをお待ちしております (2020年12月8日 23時) (レス) id: 73edff1dca (このIDを非表示/違反報告)
どこかのムスメ(プロフ) - 麦わら帽子さん» ご覧頂きありがとうございます！只今絶賛作成中でして、上限まで書き終えましたら、こちらからお知らせさせていただきます。それまでお待ちいただけると嬉しいです…… (2020年12月8日 23時) (レス) id: ca5bf8a95f (このIDを非表示/違反報告)
どこかのムスメ(プロフ) - ヨルさん» ご覧頂きありがとうございます！続きの方ですが只今絶賛作成中でして、公開でき次第こちらからお知らせさせていただきます。最後まで書き切りたい性格でして……お待ちいただけると嬉しいです…… (2020年12月8日 23時) (レス) id: ca5bf8a95f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：どこかのムスメ | 作成日時：2020年11月18日 17時
