検索窓
今日:4 hit、昨日:0 hit、合計:1,106 hit

1 ページ1

登校中、自然と彼の姿を探してしまう。散りゆく桜の花びらをみながら、そんな生活をしてもう1年がたったのか なんて考えて大きく息を吸い込み、前を向く。

角を曲がると少し先に7人の男子中学生が笑い合いながら歩いているのが見えた。

7人もいるのにたった一人の笑顔を一瞬で見つけてしまう私は、きっと今年もこの想いを抱え続けるのだろうと思うと、笑えてさえ来る。

その7人の後ろをつかず離れずといった距離で学校へ向かうのも既に私の習慣になっている。

昨日も、今日も、きっと明日も。

私は、あなたがいるから、頑張れる。

2→



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (2 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:歩く国語辞典 | 作成日時:2019年8月12日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。