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白蘭「女の子と花火を一緒に見るのは初めてだなぁ♪」
『マジで帰って…』
雲雀「…咬み殺して良い？」
『やっと私からの許可が得られそうだ、みたいな顔するのやめてもらえません？ダメです』
雪雫「キミをここまで困らせてるんだし、そう言う時くらいは許可して良いんじゃない？」
『…嫌いな人ではないので？』
白蘭「わあ、珍しい。Aちゃんのデレだ♪」
『やっぱり良いですよ咬み殺してやってください』
雲雀「分かった」
白蘭「分からなくて良いよヒバリクン、武器はしまって。折角のお祭りを血祭りにしようとしないの♪」
『一々語尾に♪つけるような話し方やめてください。煽られてるのかなって思うので』
白蘭「煽ってるからなぁ」
『は？？？』
雪雫「Aが一番怒ってるね…」
白さんとは心底相性悪いな…嫌いではないけど！
嫌いではない人を嫌いとは言えない。好きでもない人を好きと言えない様に。
『はあ…折角の夏祭りだったのに全然楽しめない…』
雲雀「やっぱり咬み殺しておく？」
雪雫「雲雀がダメならボクでも良いよ？」
白蘭「Aちゃんには僕以前にこんなに怖いセコムが居たんだねぇ」
『………貴方って本当に…』
知ってた癖に、何も知らなかった様にそう言うんだね。
呆れてしまって溜息が出た。それを今私が口に出せない事すら分かって全て言っているのだから。呆れる以外ないだろう。私を困らせる事を心底楽しんでいる。人の不幸は蜜の味だとでも言いたいのだろうか。本当に性格が悪いな。
もう今になっては未来編がどんなお話だったか、終わり方はどうだったかは思い出せない。でもきっと彼は倒される…筈。その後継承式編に繋がる訳だから…それは覚えているのに誰がどこでどうなるとかは覚えていないのは困ったものだ。恭弥さんは虹の代理戦争編までちゃんと居たから無事なのだろう。…でも、ゆきちゃんは居なかった。和泉さんも居なかった。私が居る時点で既にイレギュラーだったのに。だから全てが原作みたいに綺麗に進むとは限らない。例えば…恭弥さんが無事じゃなくなる可能性も、全くないとは言い切れなくなった。
何故かは簡単だ。…守るものが出来てしまった、並盛以外に。彼は大好きな並盛だけを守れば良かったのに、私と言うイレギュラーが現れたせいで私を守らなければならなくなった。だから自由には動けない。私が…彼の枷となってしまっている。
…これ以上ないほど、嫌な展開だな。
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にこ(プロフ) - セツナさん» ありがとうございます〜！ (2月6日 18時) (
レス) id: 2482e00544 (このIDを非表示/違反報告)
セツナ(プロフ) - 好きすぎます！！！ (2月6日 17時) (レス) @page34 id: 6cc1bafe7a (このIDを非表示/違反報告)
にこ(プロフ) - せつさん» ありがとうございます〜！この先原作沿っちゃうのでただの日常は減ってしまうかもしれませんが、時折おふざけ的な日常挟みつつ書きたいと思っていますのでこれからも是非よろしくお願いします！ (2月5日 13時) (レス) id: 2482e00544 (このIDを非表示/違反報告)
せつ(プロフ) - めちゃくちゃ面白いです！こういう日常系のやつ好きです！更新楽しみにしてます (2月5日 9時) (レス) @page22 id: da1a15d406 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：にこ | 作成日時：2024年2月2日 19時
