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雲雀「A？」
『きょっ、うやさん…』
白蘭「痛い痛い、もう少し優しくつけて」
バンッと無理矢理顔に押し付ける形で狐のお面を白さんにつける。流石にお面もない状態で二人を会わせる訳にはいかない。無理。
恭弥さんの隣には恭弥さんと同じ様にきょとんとした顔のゆきちゃんが居る。やっぱりこの二人似てるって…と思いながらちゃんと耳にかける紐を白さんの耳にかける所までする。ここまでしないと耳にかかってないから落ちちゃった〜とか言われそう。マジ腹立つ。
雪雫「A、誰？知り合い？」
『あー、えっと…』
白蘭「僕はびゃくら」
『白さん！！白さんって言うんだよ！！』
白蘭「あはは、必死だなぁ♪」
『お前本当に』
私が焦る理由は分かって言ってるんだろ。
…私の予想は正しかったらしい。この人には未来の記憶がある。ただ今の状態で何かしらをしないのは多分…匣とかリングとかそう言うのが揃っていない状態だからなのだろう。その状態でやっても勝ち目は浮かばなかったのかな…まあ色々揃ってからの方が彼も「ゲーム」を楽しめるのだろう。
はあ、困った。この人はゲームを楽しくする為なら今ここで私の困る事を色々言ってしまうだろう。…て言うか、何でこの人は私に絡んで来るんだ？未来の敵である恭弥さんのお気に入りと関わってどうするつもり？彼を私が気に入って寝返る瞬間でも見たかったのか？私はそんなに薄情でもないと言うのに？
白さんの考えなんて分からない。こんな意味わからない人の感情を知ろうなんて無理に決まっているのだ。
白蘭「そうそう、白さんだよ白さん」
雲雀「…A、僕に何を隠してるの？」
『私がこの人好きじゃないから二人にも仲良くなってもらいたくないだけです。ただ二人とは相性良い可能性って拭えないじゃないですか。私が和泉さんの事気に入っちゃってるみたいに』
雪雫「あー…僕達の苦手なタイプなのにキミには良かったから…」
『そうそう、そう言う事！』
白蘭「あははっ、この二人と相性良いって思ってるんだぁ♪」
『マジ黙んねぇかなぁこの人』
私が口が悪くなるのは珍しいと思ったのか恭弥さんとゆきちゃんは驚いた顔をしている。ねぇ、顔リンクしてますよ？仲良しか？？
とにかく本当に勘弁して欲しい。この人一体何考えてるの？今ここで恭弥さんと知り合っても良い事ないだろうに…何がしたいのか分からない人だ。本当に理解不能。
控えめに言って…嫌いではないが、困った人だ。
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にこ(プロフ) - セツナさん» ありがとうございます〜！ (2月6日 18時) (
レス) id: 2482e00544 (このIDを非表示/違反報告)
セツナ(プロフ) - 好きすぎます！！！ (2月6日 17時) (レス) @page34 id: 6cc1bafe7a (このIDを非表示/違反報告)
にこ(プロフ) - せつさん» ありがとうございます〜！この先原作沿っちゃうのでただの日常は減ってしまうかもしれませんが、時折おふざけ的な日常挟みつつ書きたいと思っていますのでこれからも是非よろしくお願いします！ (2月5日 13時) (レス) id: 2482e00544 (このIDを非表示/違反報告)
せつ(プロフ) - めちゃくちゃ面白いです！こういう日常系のやつ好きです！更新楽しみにしてます (2月5日 9時) (レス) @page22 id: da1a15d406 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：にこ | 作成日時：2024年2月2日 19時
