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『恭弥さん、お疲れ様です』
雲雀「ありがとう。…これは？」
『飲むかなぁってラムネ買って来ました。恭弥さんがラムネ飲んでるイメージはつかないんですけどどうせならお祭りっぽい差し入れしたくて』
雲雀「そう、嫌いじゃないし飲むよ。君が持ってきてくれたものだからね」
好きとは言わないんだよなぁ、この人が好きなものを言う事ってあまりないんだよな。私には比較的言ってくれる方だけど。
…これは少し自意識過剰過ぎるかな。いや、今更否定する方が鈍ぶっててうざいか。このくらいの方が良いのかもしれない。
心の中で言い訳をしながらラムネを飲んでくれている恭弥さんの横顔を見る。…恭弥さんが夏服を着ているのなんて稀にしか見れないのだけど、どんな格好も似合うなこの人…今度何かしらのコスしてもらおうかな。多分受け入れてくれる。長ランはその内見れるから…王子服とか…流石に嫌がられるかな。
『そうだ、今日ゆきちゃんも来てるんで』
雲雀「何で」
『嫌そうな顔しないでくださいよ…仲良くしてくださいねって言おうと思ったんです。折角の夏祭りを雰囲気悪くしないで欲しいんです』
雲雀「…分かったよ、なるべくね。まあ僕だけの問題じゃないから朝雛雪雫がどうするかにもよると思うけど」
『それゆきちゃんも言ってました』
雲雀「…嫌だな、それ…」
二人って似た者同士だと思うけどそれを言われるのが少し嫌みたい。全く困ったな、と思っていれば、凄く視線を感じた気がした。
周りを見れば、私達はどうやら注目の的になっているみたいで。夏祭りで注目受けるのなんてやっぱり恭弥さんとその周りくらいだろうな…少し先で屋台が取り壊されてるのも見えるし。止めるようかと思ったがこれは止まってくれない気がする…て言うかまあ止めなくても良いよな、払うべきお金を払ってない方が悪いんだから。
私が視線を感じている事に気が付いたのか、恭弥さんが私に背中を向けた。つまり見ている人達の方を見たのだ。するとみんな顔を青くしながら目を逸らしていく。
『…恭弥さん睨みました？？』
雲雀「さあね」
『恭弥さん感じ悪いですよ』
雲雀「君の浴衣姿をじっと見て良いのは僕だけなんだよ。百歩譲って幼馴染の朝雛は良くてもそれ以外はダメだ」
『あ、今ゆきちゃんの事苗字だけで呼んだ』
雲雀「…君、結構いつも関係ない事を言うよね」
『話飛ぶねーってよく言われます』
雲雀「良いんじゃない？」
『全肯定恭弥さん』
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にこ(プロフ) - セツナさん» ありがとうございます〜！ (2月6日 18時) (
レス) id: 2482e00544 (このIDを非表示/違反報告)
セツナ(プロフ) - 好きすぎます！！！ (2月6日 17時) (レス) @page34 id: 6cc1bafe7a (このIDを非表示/違反報告)
にこ(プロフ) - せつさん» ありがとうございます〜！この先原作沿っちゃうのでただの日常は減ってしまうかもしれませんが、時折おふざけ的な日常挟みつつ書きたいと思っていますのでこれからも是非よろしくお願いします！ (2月5日 13時) (レス) id: 2482e00544 (このIDを非表示/違反報告)
せつ(プロフ) - めちゃくちゃ面白いです！こういう日常系のやつ好きです！更新楽しみにしてます (2月5日 9時) (レス) @page22 id: da1a15d406 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：にこ | 作成日時：2024年2月2日 19時
