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綺梅「恭ちゃん！調理実習でおにぎり作ったんだ、良ければ食べない？」
『これ以上ないほどにメンタル強すぎて』
雪雫「流石のボクも雲雀に同情したな」
『私はこの後ボロくそ言われるであろう和泉さんに同情してるかな』
雲雀「要らない。僕は他人の作った料理はAのしか食べないって決めてるから。ここに置いて行っても捨てるだけだからやめた方が良いよ」
『ね？』
雪雫「自業自得」
『二人とももう少し和泉さんに優しくしてあげようよ』
応接室にて。またもや勝手に入って来たメンタル激強和泉さんに恭弥さんは本気で呆れているらしい。怒りに転換されなかっただけマシのかもしれない、まあ恭弥さんが彼女を咬み殺そうとしたら私が止めるだけなんだけど。
とにかく彼女の言葉は全部うざったいと言う様に顔を逸らして、仕事に戻ってしまう恭弥さん。和泉さんはまた当たって砕けろをしたせいか涙目だ。あっ、あー…
『美味しそうだね、私が食べても良い？』
綺梅「誰があんたなんかに！」
『これとか凄い綺麗な形してる。私料理は比較的上手な方だけど、ここまで綺麗には握れないんじゃないかなぁ。中身何？』
綺梅「…鮭とツナマヨ…あと明太子…」
『全部好きな具だ〜。もし良ければ食べたいなぁ…お腹空いてて…ダメ？』
綺梅「…別に良いよ、どうせ捨てるだけだし…私帰るね、恭ちゃん」
『え、何で？一緒に食べようよ』
綺梅「えっ、でも」
『大丈夫だって。ほら隣においで？』
ゆきちゃんを退かしてソファーの座る場所を増やす。ゆきちゃんは呆れながらも近くにあった椅子を持って来て私のもう片方の隣に座った。ソファーの方には空きが出来たものだから和泉さんは少し困惑しながらも距離を空けて座る。
私が誘ったからか恭弥さんも文句を言う事はない。私年下の女の子に甘いから仕方ないね。妹を思い出すんだ。
綺梅「私あんたの事嫌いなのに、どうしてあんたは私に優しくするの…」
『君が私を嫌いでも、私が君を嫌いじゃないからかな？』
綺梅「意味分かんない…」
雲雀「…良かったね。Aが言わなければ今頃君の事追い出してたよ」
『恭弥さん？』
雲雀「………」
一々冷たい事言わないの。年下の女の子に。
おにぎりを一つ取って口に入れる。思っていた通り美味しい。形だけじゃなく味まで美味しいなんて、この子料理の才能あるんじゃないかな。
『美味しいねぇ』
綺梅「…あんたなんて嫌いよ」
『お、まだ言うか？？』
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にこ(プロフ) - セツナさん» ありがとうございます〜！ (2月6日 18時) (
レス) id: 2482e00544 (このIDを非表示/違反報告)
セツナ(プロフ) - 好きすぎます！！！ (2月6日 17時) (レス) @page34 id: 6cc1bafe7a (このIDを非表示/違反報告)
にこ(プロフ) - せつさん» ありがとうございます〜！この先原作沿っちゃうのでただの日常は減ってしまうかもしれませんが、時折おふざけ的な日常挟みつつ書きたいと思っていますのでこれからも是非よろしくお願いします！ (2月5日 13時) (レス) id: 2482e00544 (このIDを非表示/違反報告)
せつ(プロフ) - めちゃくちゃ面白いです！こういう日常系のやつ好きです！更新楽しみにしてます (2月5日 9時) (レス) @page22 id: da1a15d406 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：にこ | 作成日時：2024年2月2日 19時
