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雪雫「Aにそんな事言ったの？？下級生の女の子でも許せないんだけど」
雲雀「だから言ったでしょ、僕は悪くないって」
雪雫「それは悪くない」
『恭弥さん意外とゆきちゃんの事は受け入れてるんだよなぁ…』
私の肩に頭を預けている恭弥さんと、お菓子を持ち込んだらしく食べながら話しているゆきちゃん。これを許すくらいには仲良くなっている事実が本当に面白い。
似た者同士の二人だから仲良くなれるのだろうか。さっきの…和泉さんとは死ぬほど相性悪そうだったけど、ゆきちゃんとは良いのかもしれないな。押し付けがましい優しさが嫌、か。私に対してはそれを思わないでくれているって事で間違いないのかな。
『私は彼女嫌いじゃないですけどね』
雪雫「嫌って良いよ」
『私一個下の女の子には基本甘いからなぁ…それに恭弥さんの事心配して言ってるなら…私は優しい人好きだから。押し付けとは思わないんだ』
雲雀「そう、君の方が綺梅と相性が良いのかもしれないね。僕が合わなかっただけだから良いと思うよ」
『止めないんだなぁ』
彼女と仲良くなりたいと思っているのが伝わったのかもしれない。まあ普通に彼女には心底嫌われているから仲良くなるなんて無理に決まっているんだけど。
ゆきちゃんが持って来たお菓子とはクッキーだった。紅茶が飲みたいなぁなんて思いながらクッキーを頬張れば、僕にもと言いながら口を開けた恭弥さん。口の中に一枚クッキーを入れれば、満足そうに食べ始めた。甘えただなぁ…
『恭弥さん、女の子には優しくしてあげた方が良いですよ。女の恨みは怖いって言うくらいですから』
雲雀「夜道を狙われたとしても返り討ちに遭わせる自信があるよ」
『恭弥さんの区別や差別をしない所は良いと思いますけど、女の子には紳士的になった方が良いと思います私』
雪雫「雲雀に紳士は無理があるんじゃない？」
雲雀「Aにはいつも優しくしてるよ」
『私にだけ優しくしても意味ないんだよなぁ…恭弥さんって好意を持って来る人には比較的優しいと思ってたんだけど…』
雲雀「綺梅に限るから大丈夫だよ」
『それが大丈夫じゃないって言ってるんですけど』
…一個下の女の子が泣いていると、手を差し伸べたくなる。それはきっと、前世で一個下の妹が居た名残りなのだろうけど。
妹が居たからなんて言っても混乱させてしまうだけだから言う訳にもいかないな。
『…泣いてないと良いんだけど』
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にこ(プロフ) - セツナさん» ありがとうございます〜！ (2月6日 18時) (
レス) id: 2482e00544 (このIDを非表示/違反報告)
セツナ(プロフ) - 好きすぎます！！！ (2月6日 17時) (レス) @page34 id: 6cc1bafe7a (このIDを非表示/違反報告)
にこ(プロフ) - せつさん» ありがとうございます〜！この先原作沿っちゃうのでただの日常は減ってしまうかもしれませんが、時折おふざけ的な日常挟みつつ書きたいと思っていますのでこれからも是非よろしくお願いします！ (2月5日 13時) (レス) id: 2482e00544 (このIDを非表示/違反報告)
せつ(プロフ) - めちゃくちゃ面白いです！こういう日常系のやつ好きです！更新楽しみにしてます (2月5日 9時) (レス) @page22 id: da1a15d406 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：にこ | 作成日時：2024年2月2日 19時
