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綺梅「でも私達小さい頃から一緒だったでしょ！私が並盛に来てからは…！」
雲雀「その頃から頼んでもいないのに絡みに来て僕を困らせてたのは君でしょ？」
綺梅「困らせるなんてそんな…！恭ちゃんの事大切に思ってるから、ずっと心配してただけだよ！私は思いやりで…！」
雲雀「全部押し付けにしかなってないんだよ。僕はずっと一人で良いって言ってるのに一人だと寂しいって言う君の思い込みで僕に近付いて断ってもまとわりついてただけだ」
綺梅「っ…でも私…！…恭ちゃん、その女に会ってから変わっちゃったんだよ。前まではもっと優しくしてくれたもん！」
雲雀「何言っても無駄だから放っておいていただけ。君、そろそろ気付きなよ。僕達は少しも性格が合わない。君が例え僕を幼馴染だとか言ったとしても、僕は君が嫌いだからそうは思わないしこれ以上関わりたいとも思わない。君は一々煩いから僕の前に現れないで」
『はいはいストップ、ストップですよ恭弥さん』
ある程度の言い争いなら昔から見て来ているのもあってそれこそ酒の肴に出来るくらいではあるが、それが一方的になって片方が泣きそうになっていたら話が別だ。それは最早言い争いじゃなくて言葉のリンチだから。
つまり今にも泣き出しそうな彼女に恭弥さんがしているのはリンチに近いもの。何せ彼女はもう言い返せないみたいだったから。目を逸らしていた事を大好きな相手から無理矢理突き付けられたら誰だって悲しい。まあ私はああやって突き付けられた事はないから分からないけど…彼女、本当に恭弥さんと性格合わないんだろうな。
私が止めればやっとの事で言葉を止め、まだ言い足りないと言いたげにしながらも隣に座って来た。
雲雀「ところで」
『？』
雲雀「君を非行に走らせたのはどこの誰？二度とそんな事する気が起きないくらいに咬み殺してあげる」
『えっ何の話ですか』
雲雀「いつから酒呑む様になったの」
『…あっ、あーっ、それは物の例えって奴ですよ。中学生なのに本気で飲んだりしませんって』
そうだった、未だに私は自分の年齢を時折ミスってしまうのだ。と言うか前世では20歳を超えていたのだが、身長やら何やらがそこまで到達してしまったからそう思ってしまっているのだろう。
確かにそれを知らない恭弥さん的にはいつから酒飲む様になったんだ中学生、って感じだよなぁ…
雲雀「…本当に？」
『嘘なんて吐きませんよ』
雲雀「…そう」
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にこ(プロフ) - セツナさん» ありがとうございます〜！ (2月6日 18時) (
レス) id: 2482e00544 (このIDを非表示/違反報告)
セツナ(プロフ) - 好きすぎます！！！ (2月6日 17時) (レス) @page34 id: 6cc1bafe7a (このIDを非表示/違反報告)
にこ(プロフ) - せつさん» ありがとうございます〜！この先原作沿っちゃうのでただの日常は減ってしまうかもしれませんが、時折おふざけ的な日常挟みつつ書きたいと思っていますのでこれからも是非よろしくお願いします！ (2月5日 13時) (レス) id: 2482e00544 (このIDを非表示/違反報告)
せつ(プロフ) - めちゃくちゃ面白いです！こういう日常系のやつ好きです！更新楽しみにしてます (2月5日 9時) (レス) @page22 id: da1a15d406 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：にこ | 作成日時：2024年2月2日 19時
