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『で、やっぱり恭弥さんもついて来る訳ですね』
雲雀「万が一前みたいな事になったらどうするの」
『前…？』
佐々木「ボコられてた日の事じゃないかしら」
『ボコるって言い方するんですね、佐々木先生』
まあ確かにそれが前って言い方なら、確かに前みたいになるのは困るかもしれないけど。私は我慢出来るがその相手が大変な目に遭うと言った方が正しいのかもしれない。
とにかく、恭弥私をボコるはイコールで恭弥さんを敵に回すと言う現状…まあ何となくそう言うのが目的で図書館に行ってる様な感じはしないのだけど。何か超直感みたいだな。ボンゴレには入りたくもないけど。マフィアなんて命がいくつあっても足りない。
『じゃあ、ちょっと見て来ますね。お二人はここで』
雲雀「どうして？」
『図書館で暴れたら流石に嫌いになりますよ』
雲雀「………」
佐々木「雲雀くんに何も言わせなくさせるのは間違いなく風柳さんだけね…」
まあ、一応仲良くやらせてもらってますからね。それは言わずに図書館に入る。
どの辺に居るのか聞き忘れたな…そう思いながら、机のある方に向かう。けれど机には誰も居なくて…じゃあどこに居るのだろう。もしかしたら本を借りに来たのかもしれない。
とは言え本にも種類がある。特定するのは難しいし…とりあえず行くだけ行ってみよう。順番に行こうと、歴史の本がある方向へと歩み始め…そして止まった。
歴史の本がある近くには、椅子がある。そこである程度本を読む事も許されている。私も時折そこで本を読んでいたから…恭弥さんが来る前は、だけど。私が真面目に図書委員としての仕事を始めるまでは受付よりここに居る事が多かった。そんな私と同じ事をしているのは…とても、綺麗な顔をした女制服を着た人で。
＿＿一言で言えば、儚く美しい…だろう。
その儚く美しい人は、片手で本を持ち、もう片手でページをめくっている。その姿はとても本が似合っていて…何処ぞのご令嬢を思わせるほどだった。
しかし、その姿を見て私が言葉を発せなくなる、なんて事はもちろんなくて。恭弥さん相手でも平気で話せたから？…否、そんな理由ではなかった。
『来たなら連絡入れてよ、そうしたら迎えに来たのに』
私が声を掛ければ、やっとの事で顔を上げた。そして私を見て、何処か嬉しそうに微笑みかける。
「ふふ…うん、そうだね。久しぶり、A」
『久しぶり、ゆきちゃん。元気だった？』
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にこ(プロフ) - セツナさん» ありがとうございます〜！ (2月6日 18時) (
レス) id: 2482e00544 (このIDを非表示/違反報告)
セツナ(プロフ) - 好きすぎます！！！ (2月6日 17時) (レス) @page34 id: 6cc1bafe7a (このIDを非表示/違反報告)
にこ(プロフ) - せつさん» ありがとうございます〜！この先原作沿っちゃうのでただの日常は減ってしまうかもしれませんが、時折おふざけ的な日常挟みつつ書きたいと思っていますのでこれからも是非よろしくお願いします！ (2月5日 13時) (レス) id: 2482e00544 (このIDを非表示/違反報告)
せつ(プロフ) - めちゃくちゃ面白いです！こういう日常系のやつ好きです！更新楽しみにしてます (2月5日 9時) (レス) @page22 id: da1a15d406 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：にこ | 作成日時：2024年2月2日 19時
