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『恭弥さんにとって風紀を乱している奴ってどんな奴ですか？』
雲雀「急だね。群れとか？」
『やっぱりそこ基準ですよねぇ…』
まあ恭弥さんは普通の一生徒を咬み殺したりはしない人だって知っているから良いのだけど。
ソファーにごろんと寝転がってから天井を見上げる。そんな事をするのは珍しいと思ったのか、私の顔を覗き込んで来た恭弥さん。どうしたの？と言う気遣いの言葉付きだ。
『最近よく図書館を利用してくれる子が居るんですけど』
雲雀「へぇ、図書館に常連が？僕以外で」
『…そう言えば恭弥さんとタイミング合ってるの見た事ないですね。二人ともよく来るのに、珍しい』
雲雀「凄いね、それは。…それで？」
『その子がよくクラスでの事を話してくれるんですけど』
雲雀「本読まないで許しているの」
『本読めとは言ってますよいつも、恭弥さんに言ってるのに他の人に言わない訳ないですよ。でもいつもちゃんと本借りてってその感想も言ってくれるから文句が言えないって言うか…』
意外と本を読む子だって事は最近分かった。いや、私が押し付けるから読んでくれているだけかもしれないが。何が良いか分からなかったから面白小説シリーズをすすめたら本当に読んで来てくれたからな。
比較的あまり長くないものを貸しておいているだけだが。一週間経つか経たないかで読んで来て、部活と家の手伝いの合間に読んだのな！なんて言っているから凄いと思う。あ、ちなみに山本くんです。
『その子が最近話してくれたクラスメイトの子の話が…なーんかね…』
雲雀「何か、って？」
『…最早…いじめ…』
雲雀「君、そう言う理不尽なものとか嫌いそうだよね」
『大っ嫌いです。人をいじめる奴ら全員酷い罰を受ければ良い。少なくとも幸せにはなってはいけないですよ』
雲雀「まるでいじめられた事があるかの様な言い方だね」
『ありますからね』
と言っても前世の話だけど。…この世界でもあったなぁ、小学生の頃とか…ゆきちゃん以外と遊ぼうとしないものだから周りからつまらない奴ってなったのか靴隠されたり教科書破られたり。今思えば小学生にしては中々陰湿ないじめをされていたと思う。
雲雀「…へぇ。誰にやられたの？」
『覚えてないですけど大抵私の事いじめて来た人は少ししてから怪我して泣きながら謝りに来たからなぁ…』
雲雀「ああ、朝雛雪雫か…」
『幼馴染が強いといじめも続かないものですね』
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にこ(プロフ) - セツナさん» ありがとうございます〜！ (2月6日 18時) (
レス) id: 2482e00544 (このIDを非表示/違反報告)
セツナ(プロフ) - 好きすぎます！！！ (2月6日 17時) (レス) @page34 id: 6cc1bafe7a (このIDを非表示/違反報告)
にこ(プロフ) - せつさん» ありがとうございます〜！この先原作沿っちゃうのでただの日常は減ってしまうかもしれませんが、時折おふざけ的な日常挟みつつ書きたいと思っていますのでこれからも是非よろしくお願いします！ (2月5日 13時) (レス) id: 2482e00544 (このIDを非表示/違反報告)
せつ(プロフ) - めちゃくちゃ面白いです！こういう日常系のやつ好きです！更新楽しみにしてます (2月5日 9時) (レス) @page22 id: da1a15d406 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：にこ | 作成日時：2024年2月2日 19時
