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ガチャッ
突然開いた応接室の扉。ノックもせずに誰かが入って来た事に驚いて勢いよく振り返れば、そこには何か大きなものを持っているゆきちゃんの姿。色々考えていた今、そんなに突然入られるとかなり驚くと言うか。
私の驚いた顔にゆきちゃんは首を傾げた。私がこんな顔をしているのはきっと珍しいのだろう。
雲雀「…ちょっと。ノックしてから入ってくれる。ていうか、そもそも君がここに来る許可は出してないんだけど」
雪雫「そんな事言って良いの？折角雲雀が喜びそうなもの持って来てあげたのに」
雲雀「僕が喜びそうなもの？そんなもの…」
雪雫「ボクのアルバム。小さい頃のAが見れるよ」
雲雀「……………」
雪雫「ほら、やっぱり喜んだ」
『ちょっとゆきちゃん、勝手な事しないでよ』
雪雫「雲雀に見られたくないの？」
『別に恭弥さんに見られたくないものとかないけど…変な写真とかないよね？』
雪雫「変な写真なんてある筈ないよ、Aは可愛いから」
雲雀「同感」
定期的に二人で連携してくるのどうにかしてくれないか…やっぱりこの二人少し似ているな。本当は凄く気の合うタイプなんだと思う。嬉しい様な困った様な、そんな感情だ。
ソファーの前にある机にアルバムを置き、アルバムを開いて恭弥さんに見せ始めるゆきちゃん。これは〜〜〜この時〜〜〜なんて話しているが、私ほとんど同じ顔してて全然可愛くない。仕方ないだろう、私前世ありなんだからこの頃から色々達観してたんだよ。恥ずかしいから今すぐしまって欲しい。
『全然可愛くないじゃん、こんなの…しまおうよ』
雲雀「何を言っているの？可愛いよ。ほら、これとか。動物園だよね。何だか嬉しそうな顔をしているよ」
『どうして嬉しそうってわかるんですか…同じ顔してますよ』
雪雫「確かにAはポーカーフェイスだけど、時々こうやって変わるんだよ。あれ、もしかして自覚ない？」
雲雀「嬉しい時とか恥ずかしい時とか照れ隠しに人の頭撫でがちだったりね」
雪雫「そうそう、それで髪サラサラだねとか言って話を逸らす」
雲雀「それに君の髪も綺麗でしょって返すとまた照れ臭そうにするんだよ」
『ちょっ、本当に二人とも黙って！何でそう言う知ってる必要のない事ばかり二人とも知ってるの！勘弁してください！』
雲雀「案外照れ屋なんだよね、A」
雪雫「そう言う所がまた可愛いんだ」
雲雀「分かるよ」
『分からなくて良いです！！』
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にこ(プロフ) - セツナさん» ありがとうございます〜！ (2月6日 18時) (
レス) id: 2482e00544 (このIDを非表示/違反報告)
セツナ(プロフ) - 好きすぎます！！！ (2月6日 17時) (レス) @page34 id: 6cc1bafe7a (このIDを非表示/違反報告)
にこ(プロフ) - せつさん» ありがとうございます〜！この先原作沿っちゃうのでただの日常は減ってしまうかもしれませんが、時折おふざけ的な日常挟みつつ書きたいと思っていますのでこれからも是非よろしくお願いします！ (2月5日 13時) (レス) id: 2482e00544 (このIDを非表示/違反報告)
せつ(プロフ) - めちゃくちゃ面白いです！こういう日常系のやつ好きです！更新楽しみにしてます (2月5日 9時) (レス) @page22 id: da1a15d406 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：にこ | 作成日時：2024年2月2日 19時
