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「…と言う訳で、生徒総会の流れは以上になります。何か質問はありますか？」
委員長会議は思った通り生徒総会の流れについての話だった。議案書を読みながら私は特に言う事がなかった為終わりを待っているのだが、そう簡単には終わらないらしく。
意を決したと言う様に、何処かの委員会の委員長が立ち上がった。
「風紀委員会のみ副委員長が活動計画を報告するのは何故でしょう。委員長がするべきではないですか！」
「お、おい！風紀委員会だぞ…！」
「分かってる！それでも俺はダメだと思います！」
何故わざわざ問題を起こしたがる生徒が居るのだろう。善人ヅラなのだろうか。善人ヅラしたいのなら私達の関係ない所でしてくれないだろうか。貴方が余計な事をするせいで困るのは私なのに。
ちなみに今の言葉で既に恭弥さんの機嫌は損ねられたらしく、目付きが鋭くなっている。
雲雀「どう言う意味？」
『風紀委員長』
雲雀「………何、図書委員長」
『圧をかけずに、素直に。暴力に頼る前に話し合いをしてください。話し合いをしても無駄だったら暴力に移行する様にしてくれなければ困ります』
雲雀「誰も困らな」
『私が』
雲雀「………はあ、分かったよ。総会は後ろから見る予定だから。前に出るのが嫌いな訳ではないけど、前から見る事で群れに苛立って咬み殺す事がない様に。全校生徒を咬み殺す訳にはいかないからね」
その返事が恐ろしかったのか、異論を呈した何処かの委員会の委員長は「そ、そうですか…」と言いながら椅子に座った。私が居なければ今頃咬み殺されてたかもしれないな、彼…意見を言うのはそれも怖くないと思った時にした方が良い。
は、話が済んだら続けますね…と言った進行役は、話を続ける為か持っていた紙をぺらりと捲った。
雲雀「その続きは僕が居なくても平気だね」
「えっ、あの」
雲雀「僕はもう帰るよ。図書委員長、君も行くよ」
『私を巻き込まないでください』
雲雀「…君は…」
『文句があるなら風紀委員長も座って話を聞いてください。私はこの会議がちゃんと終わるまでこの椅子を立ちませんよ、意見がある時以外は』
雲雀「…チッ」
遂に舌打ちしたよあの人。そう思いながらも大人しく座った恭弥さんを見て軽く笑った。その様子が気に入らないのか、恭弥さんがジト目で此方を見ていたがそれは気にしない事にしよう。
(((図書委員長、風紀委員長を手懐けるとか最早怖い…)))
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にこ(プロフ) - セツナさん» ありがとうございます〜！ (2月6日 18時) (
レス) id: 2482e00544 (このIDを非表示/違反報告)
セツナ(プロフ) - 好きすぎます！！！ (2月6日 17時) (レス) @page34 id: 6cc1bafe7a (このIDを非表示/違反報告)
にこ(プロフ) - せつさん» ありがとうございます〜！この先原作沿っちゃうのでただの日常は減ってしまうかもしれませんが、時折おふざけ的な日常挟みつつ書きたいと思っていますのでこれからも是非よろしくお願いします！ (2月5日 13時) (レス) id: 2482e00544 (このIDを非表示/違反報告)
せつ(プロフ) - めちゃくちゃ面白いです！こういう日常系のやつ好きです！更新楽しみにしてます (2月5日 9時) (レス) @page22 id: da1a15d406 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：にこ | 作成日時：2024年2月2日 19時
