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『新学期っておめでとうで良いんですかね』
雲雀「良いんじゃない？」
『ところで何で私始業式出てないんでしょうか』
雲雀「僕が出なければ君も出ないに決まってるでしょ」
『横暴ですね』
雲雀「今更だよ」
『開き直ってらっしゃる』
このくらいじゃ僕の事嫌いになったりしないでしょ？と言いながら窓の外を眺める恭弥さんの隣に行く。いやぁまあそうなんですけどね…やっぱり今年からは優等生ではいられないって思った方が良さそうだ。
今更この人と一緒に居ない方が考えられないし、優等生諦めた方が早いのは分かっている。諦めは比較的早い方だからそんなに気にしてはいないのだが、皆勤賞は取れると良いな…今年までは行けそう。来年からは黒曜編とか入り始めるから皆勤賞は無理だと思われる。別に原作に混ざりたいとかそう言う考えからではもちろんない、どちらかと言うと混ざりたくない。ただ、怪我をした恭弥さんの看病をしに行くとなれば必然的に休む事になるのかな…と思っているだけである。
命は大事だ、出来る限り危ない事には首を突っ込みたくはない。恭弥さんと関わっている限り最低限はそう言った事に関わりそうだなとは思っている為諦めモードではあるだけだ。
『そう言えば、私はB組でゆきちゃんはA組だったんですよね』
雲雀「僕が君達を同じクラスにすると思ってる？」
『思いませんねぇ…つまり恭弥さんが私達のクラスを別にしたんですか。まあ良いんですけど…』
雲雀「もう一つ言う事はないの？」
『私達、同じクラスでしたね…絶対恭弥さん二年生ではないでしょ』
「ひばり」と「ふうりゅう」だと出席番号順は前後になるものだ。クラスメイトに一切の興味がない私だとしても、流石に出席番号前後の人達の名前くらいは見るものだ。
恭弥さんの名前があるのを見た時の私の感情は、やりやがった…であって特に驚きはしなかった。恭弥さんならやりかねない。何せ彼曰く「僕はいつでも自分の好きな学年」との事なので。今更この学校でそう言った事が起ころうとも特に驚きはしないのだ。
て言うかそのくらいで驚いてたら恭弥さんの隣には居られない。
『始業式出て、群れてたら咬み殺すくらい言って来た方が良かったんじゃないですか？』
雲雀「言って欲しいの？それなら言ってくるけど」
『言って欲しい訳じゃないです、ただ言いそうだなって思っただけで…入学式で言ってませんでした？』
雲雀「ああ、そんな事もあったね」
『そんな他人事な』
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にこ(プロフ) - セツナさん» ありがとうございます〜！ (2月6日 18時) (
レス) id: 2482e00544 (このIDを非表示/違反報告)
セツナ(プロフ) - 好きすぎます！！！ (2月6日 17時) (レス) @page34 id: 6cc1bafe7a (このIDを非表示/違反報告)
にこ(プロフ) - せつさん» ありがとうございます〜！この先原作沿っちゃうのでただの日常は減ってしまうかもしれませんが、時折おふざけ的な日常挟みつつ書きたいと思っていますのでこれからも是非よろしくお願いします！ (2月5日 13時) (レス) id: 2482e00544 (このIDを非表示/違反報告)
せつ(プロフ) - めちゃくちゃ面白いです！こういう日常系のやつ好きです！更新楽しみにしてます (2月5日 9時) (レス) @page22 id: da1a15d406 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：にこ | 作成日時：2024年2月2日 19時
