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『できる男かよ...もう本当にぶんちゃんと付き合うわ。』
ぶ「はは、ありがとぉ。」
そして関西弁というのも私的にツボだ。
実は私は某関西出身のジャニーズアイドルを推している。
本人達がふざけてよく戦っているのもあり、嵐ファンのてっちゃんとは幼い頃から度々抗争を繰り返してきた。
まぁ私もてっちゃんもお互いが嫌いなわけではないし、むしろ好感度は高いけどてっちゃんは頑なに彼らのライブDVDを見ようとしない。なんでだ。
話が逸れたが、間も無くあーずーがチャイムを押したあとドアを開ける音が聞こえた。
あ「ぶんちゃぁーーん?」
それにあたかも今気づいたかのように慌てる(演技をする)ぶんちゃん。
あーずーは声の位置から居場所がわかったのか、部屋のドアを開けてきた。
あ「なんでチャイム押したのに出ないの......えっごめん」
ぶんちゃんに向けて怒ったあーずーは、背中を向けてる私を見て咄嗟にドアを閉めた。
多分、まだ私だとは気づいていないはずだ。
とりあえずぶんちゃんと私は服を着る。
この時でさえも、ぶんちゃんは私の体をなるべく見ないように目を逸らしていた。めちゃくちゃ紳士だ。
ぶ「ごめんあーずー、リビングでまってて。」
ぶんちゃんが部屋の中から真面目な声色で言うと、あーずーは「わかった」と返事をした。
あーずーが遠ざかったのを足音で確認すると、私達は隠してあったカメラに向けて喋る。
ぶ「とりあえず第1段階は成功やね。」
『けどまだ私とは気づいてないと思うんで、これから話していこうと思いまーす。』
ぶ「あーずーのさっきの顔ヤバかったで。」
『え、どんなん?』
私が聞くと、ぶんちゃんは「こんなん。」と言いながら再現してくれた。
口があんぐり開いてて、私的あーずーのチャームポイントである歯も見えている。可愛い、できれば生で見たかった。
じゃあ行こうか、とぶんちゃんに言われたのでリビングに向かう。それにしても広いな〜この家。さすが社長ですわ...
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ゆゆり(プロフ) - はじめまして。最近、ハマりはじめて、読みました!めちゃめちゃ好きです!続きが読みたくなりました! (2021年8月16日 1時) (レス) id: c0792cbe7e (このIDを非表示/違反報告)
takide_Su(プロフ) - はじめまして!全話読ませて頂きました!りょくん推しなので、仲良しワチャワチャ感にとても癒やされました…。更新楽しみに待っています!! (2020年7月6日 2時) (レス) id: 1e3d944b3e (このIDを非表示/違反報告)
ビーチ(プロフ) - あーずーの騒音ボイスが脳内再生余裕でした (2019年6月1日 2時) (レス) id: 79515c83e0 (このIDを非表示/違反報告)
ななし - めちゃめちゃ面白いです!!続き待ってます!! (2019年4月18日 2時) (レス) id: 39ea793c53 (このIDを非表示/違反報告)
もも - はじめまして。全話読みました!続きが気になりつつも、3周くらい読むほどハマっちゃいました。更新楽しみにしてます! (2019年4月9日 22時) (レス) id: 77aba2ef0a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:、りょうやん。 | 作成日時:2019年1月7日 1時