妖精の尻尾のS級魔導士 ⑧ (ページ19)

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「妖精の尻尾(フェアリーテイル)、正式に復活を祝して、乾杯！！」

あの後、元Bチームが合流したことで無事に妖精の尻尾(フェアリーテイル)に帰ってきたマカロフらは盛大に祝われた。

ルーシィ「ていうか、なんであんなところにミラさん達が？」

ミラジェーン「ガジルがエルザの話を聞いて裏で動いていたのよ、ラクサスとAを探しに」

ウェンディ「そうだったんですか！Aさんは、どこに？」

リサーナ「それが見つからなかったのよねぇ、てっきりラクサスと一緒だと思ったのに」

ラクサス「なんでそうなるんだ、あいつもおっさんみてぇにどっか旅してんじゃねえか？」

そう言うラクサスをグレイは何か考えながら、ジッと見ていた。

すると、急にマカロフが杖を地面につき、口を開いた。

マカロフ「皆、すまなかった」

改めて謝るマカロフにメンバーは気にしていない、と声を上げる。

マカロフ「ワシの策は無意味じゃった、巨大な大国が、このギルドに攻めてくる」

ナツ「それがどうしたァ！！」

ギルド内の静寂の中、ナツは大声を張り上げ、テーブルに乗り上がった。

ナツ「オレ達は今まで何度もギルドのために戦ってきた。今回も同じだ。もう一度皆と笑って過ごせる日のためにオレ達は戦うんだ！」

ラクサス「全員、覚悟はできてるみてーだぜ」

そのラクサスの言葉にマカロフは頷いた。

マカロフ「ワシもじゃ、我が家族に咬みついたことを後悔させてやるぞ！」