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・夏油side


彼女との初任務を思い出していた

あの日もこんな日差しの強い夏の日で...

.........
黎明(人1) 1級術師
夏油傑 2級術師

彼女の強さは圧倒的だった
体術はもちろん、術式も、精神も

その優れた才能のあまり近づきにくい存在かと思えば

(人1)「傑!任務お疲れ様!! 今日は良い竹を見つけたから皆で流しそうめんしよ!」

持ち前の人懐っこい性格で皆を魅了する

彼女を形容するなら、それは太陽...

誰もがそう思うだろう

あの日も...


夏油「オ゛ェ.......」

どうしても慣れない呪霊の味、皆は知らないこの味
に1人で耐える

(人1)「傑〜、そっちは終わッ!!」

しまった。平気なフリをしなければ変に心配をかける

夏油「あっ、ああ、終わ((スッ !」

あたたかい
背中を撫でてくれてるのか

(人1)「いーよ、そのままで。私はここに居るから
自分に正直になって...」

自分に正直に...




誤魔化してきた皆も、自分も

そうでなくては耐えられないから

逃げ出してしまいそうだったから

(人1)「...逃げていい。逃げないことがいい事じゃないよ。逃げるのも立派な選択だ。」

君は認めてくれるのか?

逃げる私も...

(人1)「傑は傑だもの。私の親友の傑だよ。

道に迷っても見つけてあげる。私が道を照らすから」



ああ、きっとあの頃から私は君を...

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作者名:ohayou | 作成日時:2021年2月12日 22時

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