星にネガイを【18歳組】

48. ページ50

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「ねぇ、荒船…!




腹が立つ


あの時、勝手にいなくなったAに

Aに手を出した迅さんに



そんな状況にさせた、自分に



腹が立った





力任せにAを引っ張り連れてきたのは隊室


今日は任務も無いし幸い他の隊員もいない
ちょうどよかった



隊室に入ってすぐ、ソファに押し倒す

Aはまだ、わけがわからない、という顔をしていた





「お前さ、俺のこと怒らせてぇのかよ」




「違う…!」




「じゃあ、さっきの何だよ。
この前、勝手にいなくなったのだって」





どれだけ

怖かったことか





「あれは………



…っ………ごめんなさい」




こんな
俺だけ必死になって




「……………馬鹿みてぇ」



「…えっ…?」





お前はいつだって余裕そうに俺の隣にいる



俺の心配も、不安も全部知ってるかのように平然として



自分に降りかかるものも、きっと自分だけの力でどうにかしようとする





俺だけなんだ



全部、俺だけ








「もういいわ、お前」




こんなにも心配するのも




「そろそろ、限界だ」




行き場のないこの気持ちを抱え続けるのも




「どうすればいいか、わかんねぇよ…」





俺はAを引っ張り立たせ、
隊室から出した





「悪りぃ、しばらくお前とは会えねぇ」




「荒船……?」




扉が閉まる




途端に涙が零れて
情けねぇ、と呟く





硬く、厚い扉に跳ね返された言葉に
返事など返ってくるもなく




ただ、俺は立ち尽くしていた









＿___________________________




急展開をこよなく愛します、おむらーすです

今回も急展開すぎて泣ける。
文才の無さに泣ける。NASAに。



容量がいっぱいなので続編にいきたいところですが、来年には受験が控えている、ということもあり、これから勉強を頑張るため、こっちにあまり来れなくなる可能性大です。

すみません。



悔しい。本当に悔しい。
何度も何度もご迷惑をおかけして申し訳ないです。


こんな作者ですが、これからもよろしくお願いします！




その後の更新↓↓↓



続編できましたあ〜
長らくお待たせいたしました。
いや、もしかしたら待ってすらいないかもしれない。けれども。けれども見ていただけたら嬉しいです。


よろしくね☆←

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