星にネガイを【18歳組】

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青く輝く空が



照りつける太陽が




街行く人々が





その日は憎くてたまらなかった。





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突然だけど私は副作用持ちのA級隊員です。



太刀川さんともいい勝負してます。
一時期1位を奪い合ってました。

同い年のやつらとおふざけしてます




そんな私ですが、頭もちゃんといいんです。

全国模試でもいい結果を残してます。
チート野郎だね。笑っちゃう。






私は頭の回転も早くて、処理能力も良かったから
副作用と合わせて、よく予測をした。


最初は迅さんの予知みたいに正確なことはできなかったけど、今ではなかなかにいい感じだと思う。




そうやって、いつもみたいに予測してたんだ。



最近変なトリオン兵が多いな、とか
よく現れるな、とか




そしたら、近いうちに何かが攻めてくる気がして




どうにかしなきゃって、思ってた。





そうしたらちょうど数週間後に控えた遠征に私も選ばれたから、何かするならその日にしよう、って決めてた。





そしたら遠征艇に乗る前に、迅さんが現れた。

全力で走ってくるから、何事かと思って
そしたらただ一言、気をつけろ、とだけ



そっか、視えてるんですね、って笑っちゃって

風間さんに変な目で見られたこと、覚えてる。









その日私は、遠征艇にも、
本部にも、




戻ることはなかった。









『恐怖に怯えて 震えてる』

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