星にネガイを【18歳組】

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茶髪の子に黒髪の子、

クリーム色の髪の子までもいる。
珍しい





「クリーム色の髪って、やっぱ変わってんね」



「人によって似合う似合わないがあるもんな」



「え、なにそれ、私大丈夫?ねぇねぇ」



「お前のは地毛だから似合ってるだろ」



「いや意味わかんないし」





国近のゲーム音をBGMに、
どうでもいい会話を繰り広げる。

荒船はさりげなく褒めてるし。


知ってるかお前ら、
こいつら、これで付き合ってないんだぜ。






「で、どーなの

誰が好みよ」




にやにやしてるこいつは心底うざい。
けど、悪くねえんだよな、こーいうの。




「俺は……この子かな。
中村に似てる髪の色だと落ち着く」



真剣に悩んでた鋼が口を開く。
こいつ本当にAのこと好きだよな。
あぁ、別に変な意味ではなくて。




「鋼ちゃん!


鋼ちゃんなんていい子なの!鋼ちゃん!お母さんこの子飼っていい!?」



「人間だぞ、鋼は」



「オカアサン俺も鋼ちゃん欲しーい」



「ここはツッコミ不在か」





荒船が呆れながらみかんを口にした。



ちなみに国近は今だにゲームと格闘中だ。









「じゃーさ、ポカリはどーなの」



「俺か。
…………この子だな、俺は」



「おー、ポカリっぽい、ポカリっぽい」



「じゃあ俺もその子で」



「えっ、当真って意外と……」



「熟女好きじゃなかったのか」



「お前ら俺をなんだと思ってんの」






悪くないんだ。

こうやって、前みたいに過ごせることは。

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