第十三話 ページ14
宴が終わると、各寮の監督生が1年生にそれぞれ寮の案内をした。
私たちグリフィンドールは、パーシーの後ろに着いて歩いた。
パー ｢さあ集まって。ここがグリフィンドールの談話室だ。男子の寮は階段を上がって左、女子の寮は階段の右。荷物はすでに部屋に運び込まれてる。｣
私はハリー達におやすみを言うと、自分の部屋に入った。
誰と相部屋だろう。
扉をノックして開けると、ハーマイオニーがベッドの上で荷物を整頓していた。
ハー ｢サクラ！｣
ハーマイオニーは荷物をほったらかして、私に飛びついてきた。
『ハーマイオニー、よろしくね。』
ハー ｢ええ！ここは私とサクラだけの部屋なのね。他の部屋は3人で分けられてるけど。｣
『荷物が多いから、助かったわ。3人もいたら誰のか分からなくなりそう。』
私とハーマイオニーは顔を見合わせて、笑った。
｢にゃあー｣
｢にゃ〜お｣
私のベッドには白猫のデイジー、黒猫のルークが二人で呑気に遊んでいた。
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-おまけの女子トーク-
ハー ｢サクラって、ドラコと今日知り合ったの？｣
『ええ、そうよ。』
ハー ｢にしては、随分仲良いわね。｣
『どこが！？
お高くとまってるお坊ちゃんとなんて、仲良くしたくもないわ。』
ハー ｢あら、サクラでもそんなこと言うのね。｣
『ふん、あんな人もう知らない。』
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作者名：おむちゃ〜 | 作成日時：2021年12月16日 9時
