月明かりの下で、君と約束をしよう (ページ13)

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第十二話ページ13

組み｢グリフィンドーーーール！！！｣

グリフィンドールの席からは大きな歓声と拍手が聞こえる。

ハリー達も笑顔で拍手をしてくれていた。

私は組み分け帽子にお礼を言うと、グリフィンドール寮の席に向かって行った。

フレジョ｢｢姫！！｣｣

ハリロンハー｢｢｢サクラ！！！｣｣｣

みんな、よろしくね！

パー｢おめでとう、サクラ。僕はパーシー・ウィーズリー。グリフィンドールの監督生さ。｣

『ありがとう。よろしく、パーシー。』

それから宴が始まった。

フレ｢姫がグリフィンドールに来てくれて本当に嬉しいよ！｣

『ありがとう、フレッド。』

私はただ普通にフレッドにお礼を言ったつもりだったが、フレッドとジョージは顔を見合わせて、なにか驚いていた。

『私、なにか変なこと言ったかしら？』

フレ｢僕らの見分けがつくのかい？｣

フレッドは目をきらきらさせながらそう聞いてきた。

『ええ。』

ジョ｢流石、我らの姫！｣

ロン｢凄いや。僕だって分かんないことあるのに。｣

私はそうかなあと言って笑った。