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第十一話 ページ12
ドラコside
マク ｢サクラ・フローレンス。｣
やっと彼女の番が来た。
彼女の名前が呼ばれた途端に周りがザワついた。
｢フローレンス家って、あの財閥のか...！！｣
｢ああ、それから母方はアルフレッド家らしいぞ...！！｣
｢まじかよ...！あの、魔法界を代表する一族の一つのアルフレッド家か？｣
アルフレッド家、魔法界では一目置かれている、由緒正しい純血一族だ。
マルフォイ一族もそうだが、アルフレッド一族の方が権力も財閥も能力も上だ。
それから勉学に優れているのも特徴的だ。
そしてフローレンス家。
フローレンス家も同じく純血一族だけれど...
権力や財閥はマルフォイ家とあまり大差ないが、平和主義者のお人好しだと聞いている。
同じ純血として恥だな。
彼女の馬鹿でお人好しな所は、きっとフローレンス家から受け継がれたのだろう。
｢う、美しい...！！｣
｢是非とも、スリザリンに！｣
ごちゃごちゃ言っている奴らは無視して、僕は帽子を被ったサクラ・フローレンスを見ていた。
ポッターの時と同じくらい長かった。
可能性が高いのはスリザリンだろう。
まぁ、由緒正しいアルフレッド家の血をきちんと受け継いでいればの話だがな。
組み ｢グリフィンドーーーール！！！｣
...は？
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作者名：おむちゃ〜 | 作成日時：2021年12月16日 9時
