第十五話 ページ16
セブ ｢ミス・フローレンス。｣
『は、はい、スネイプ先生。』
セブ ｢先程の質問を全て答えよ。｣
スネイプ先生は横目で私を見た。
なんだか私は、ハリーとハーマイオニーに申し訳ない気持ちになりながら、口を開いた。
『アスフォデルの球根の粉末にニガヨモギを加えると" 生ける屍の水薬 "と呼ばれる程強力な眠り薬ができます。
ベゾアール石は山羊の胃から取り出す石で、たいていの薬に対する解毒剤になります。
モンクスフードとウルフスベーンに違いはありません。同じ植物で、別名をアコナイトとも言いますが、トリカブトの事です。』
セブ ｢よろしい。
流石はアルフレッド家の血を引く者、優秀だな。｣
『...一つよろしいでしょうか。』
スネイプ先生はちらっと私を見たが、構わん、と静かな声で言った。
『ハリーはスネイプ先生の話をはじめからメモしていました。私も含めここにいる誰よりも優秀なのは、ハリーだと思いますが、先生はどう思います？』
私はハリーを見てウインクをした。
セブ ｢......ミス・フローレンスの言葉を聞いただろう、諸君。何故メモを取らんのだ。｣
スネイプ先生の言葉に、クラス全員が羊皮紙にメモをとり始めた。
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グラ ｢またあいつポッターに媚び売ってたな。｣
ゴイ ｢ああ。な、ドラコもムカつくよな。｣
ドラ ｢......｣
ゴイ ｢おい、聞いてるのかドラコ。｣
ドラ ｢......｣
グラ ｢(どうしたんだドラコ。)｣
ゴイ ｢(腹でも空いてるのか。)｣
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作者名：おむちゃ〜 | 作成日時：2021年12月16日 9時
