先輩！ (ページ27)

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関「･･･生きてるか？」

「はっ、すいません！」

関「大丈夫、５分ぐらいだったから」

「じゃあ大丈夫か！笑」

関「いやだめだろ、」

いつものようにツっこんでくれる関田先輩。

やっぱりさっきのは私の妄想だったのでは？

関「で、返事聞いていい？笑笑」

いや、違うかったみたいだ。

それより

まただ。

私が言う言葉はわかってるのにあえてきいてくるところ。

まぁ、返事は勿論･･･ね？

「私も関田先輩のことが好きです･･･」

そういうと関田先輩は顔を緩める。

関「あーーやべぇ久々だからかわかんねぇけど
すげーうれしい。うん。好きだわ」

「なんか、恥ずかしいです･･･」

関「今まで散々いってきてたのに？」

「だって、･･･せ、先輩も一緒なんだなって思うと。
やっぱり、なんだか落ち着かなくて笑笑」

ほんとに、先輩も一緒だなんて。

こんなに嬉しいことがあっていいのですか？

関「うん、俺も結構前から一緒だったとおもう。
ごめんな。待たせて」

そういった先輩の腕に包み込まれた。

もう。簡単にこういうことが
出来てしまうのが少しだけムカつく。

「や、･･･やっぱりずるいです」

腕の中から顔を除くと

関「俺もそう思った。でも好きだからいいだろ？笑」

またこうやって簡単に･･･

でも、好きだ。

ほんとに、先輩のことが大好きだ！

「う、私も･･･」

関「私もなに？」

「好き･･･です、」

先輩

私も、

私も貴方のことが

やっぱり好きです、

大好きです！

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