先輩！ (ページ19)

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「関田先輩！ヒコ先輩！
１年って早くないですか？」

関「なに婆さんみたいなこといってんだ、」

今「んーだね、確かに早い笑」

「どうしたのかね、爺さんたちや。」

今「さすがAちゃん、笑」

関「それやめろ、」

そんなこんなでついに私にも大学で初の後輩ができました。

「バレー辞めちゃったんですよね、」

「Aさんって彼氏いないんですかー」

「ねぇ、俺とかどう？笑」

今目の前にいるのは犬･･･

じゃなくて新しい１年生の祐希くん、そうあの石川祐希くんです。

何この子コミュ力の塊なの？

ていうか敬語！！別にいいけど、

「んー、会って２週間だよね？」

石「会ってちゃんと話したのは２週間ですけど俺はは６年前から知ってたよ」

「と、言うとー？」

え、どうして？

石「俺ね中学の時にAさんがでてた試合見て一目惚れしちゃったの！だからこうして中央大学に来たわけだし･･･」

「んえ？ちょっと待って？」

石「どうしたの？」

どうしたの？じゃないでしょ、

一目惚れ？

あの石川祐希が？

石「そうだって言ってるじゃん」

「あ、あぁ声にでてたのね。」

石「ねぇAさん、俺本気だよ？
俺Aさんのこと大好き。」

わーお

最大のピンチ？

今私はあの石川祐希に愛の告白をされてます。

石「だからいつも関さんとかヒコさんとかと喋ってるとこ見ると嫉妬してるんだよ？

ねぇ、俺の方がAさん幸せにできる、」

「･･･あ、え？」

石「絶対、振り向かせてみせるから！」

なんなんだコノ子は！！

とりあえずなんなんだ！！(語彙力低下)

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