マネージャーは愛される！

11 . 姫 ページ11

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今日は初めての練習がある日だ。
部屋を出て共同スペースに向かうと高橋さんが居たので一緒に体育館へ向かう。



高橋「姫はほんまちっこいな笑」



『それここ来てからもう何回も言われましたー笑』



清水さんとか有志くんとか関田さんとか関田さんとか関田さんとか((((



関田さんだってちっさいのに、



どうして姫と呼ばれているのかと言うと高橋さん曰く" 姫乃って苗字やしプリンセスみたいに可愛いから！！笑 " とのことだ。


まぁ姫って可愛いし嫌じゃないけど、笑



高橋「まぁそりゃ男だらけのところに女の子1人って小人に見えても仕方ないよな笑」



『え、小人って思われてるんですか？』



高橋「小人みたいにちっこいもん」



『それはそうですけど...』



皆さん身長がお高いことで顔を見て喋ろうとすると首が痛くなることが多い。
少し痛いなと思い首をさすっているとそれが目に入ったのか、



高橋「なぁ、姫？ずっと首あげてて痛いやろ、俺と喋るときやったら全然顔見んくてもいいんやで？」



そりゃちょっとは見て欲しいけど...なんてごにょごにょ言う高橋さん。


普段は騒がしい(らしい)けど優しさは誰よりもあって不覚にもこう言う気遣いがきゅんとくる。


『ふふ、笑』



高橋「な、なんで笑うん？！、」



『いえ、私は皆さんとお喋りできてるから全然苦にならへん痛さやし...むしろお喋りできることが嬉しいです笑』


なんで返答すると高橋さんがいきなりハグをしてきた。



高橋「姫〜〜、なんていい子や！俺のことは健太郎でいいからな！！！！」



『ふふ、ではお言葉に甘えて健太郎さんで、。』



高橋「健太郎さんもいいな笑笑」


なんていいながら腕を解いてくれる。

そうかれこれしていると体育館へ着いた。
初めての練習だ。
気を引き締めて挑もう。



そう思ったのにあんなことが起きるなんて、。



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