[pkmn]大切なキミと (ページ5)

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4話～まだまだ子供～ページ5

教師が、今日の授業内容を話す
　すると、彼女の様子が一変する
　
「え！今日バトルなの！？やったぁ～！！」

ーーー子供みたいだな。

「子供ですぅ」

ーーーそうか。

「あの…」

「…、？」

　1人の男の子が、Aにはなしかける

「ば、とる、しませんかっ」

ーーーダ……

　こんな弱そうなやつ、相手になるか。
　そんな意味も込めて呟く、呟こうとする。
　ダメだ…と

「いいよ！！バトルしたかったんだぁ～」

　ああ、やっぱり。
　バトルが好きな彼女に否定するという選択肢はなかったのだろう。

ーーー俺はやらんぞ

「別にいいもん！わたあめに頼むから！」

　赤い円い物が光を放つ
　そこから出てくるのは、グレイシア。

ーーーA様

「バトルだよ！わたあめ！」

ーーー本気を出しますわ！

　はぁ、ほんっとに、ここはノリがいい。
　俺は空気かよ。

「よ、よぉし！僕は、サンダースです！」

　彼もポケモンを出す

「10まんボルト！」

だーすっ！

　バチバチっという音と共に電撃が飛んでくる。

「わたあめ！！こおりのつぶて！！」

　ボカァンと大きな音を立てて技が相殺される

「かみなりです！！」

「かわして！！」

　この後も、技のぶつかり合いが続く

「……っなかなかやるじゃん！まずはムードから作らなくちゃね！」

「わたあめ！あられ！！」

ーーーわかりましたわ！

　ぽつ、ぽつとあられがふる

「わたあめ！たたみかけるよ！」

「れいとうビーム！」

だすっ？！

「あっ！サンダース！10まんボル………」

「させないよ！！ふぶき！！」

シアーッ！！

思念の声じゃない方、彼女の元の声

ダ………スｯ？！

「サンダース！！」

　そちらを見ると
　サンダースは目を回していた。

「やったね、わたあめ！勝ったよ！！」

ーーーやりましたわ！！

ーーーよかったな。

「うん！」

　本当にまだまだ子供だなぁ、と思った。

「じーっ……今子供だな、って思ったでしょ？」

ーーー……？なんのことだ？

　流石にバレた。
　ずっと一緒に旅してきたもんだから、気持ちわかるんだな。

ーーーお前といると楽しいぞ

「え？」

　それが今の気持ち。
　幼い彼女には、俺がついていないと無理だろう。
　そういう意味も含む。

今日1800文字書いた。スクロールお疲れさん(そこまでじゃないか…()