ドジっ子・天然女（嘘）サバサバ系女（偽）不思議ちゃん（仮）による王子争奪戦・・・・を見ている凡人の私。【stxxx】

４ ページ5

Aサイド



うちの生徒会メンバーって、みんな可愛くてかっこいいんですよ。



会長のなーくん。

しっかり者だけど、ちょっとドジ。


有栖と真反対のガチのドジっ子。



副会長のジェルくん。


背も高いし、声もえっちいけど最近天然に磨きがかかってる。

こっちも有栖と真反対のガチの天然。



会計のるぅちゃんと莉犬。


２人ともショタボでちょっと後輩感あっていいね。

可愛い！



最後に雑務担当のころん！！

声ガサガサのくせに顔爽やかすぎて嫌いになりそう。





な「えーまたさとちゃんへのアピール増えたの？」
莉「さとみくんめっちゃモテてるじゃんｗ」
ジ「結構可愛いよなー」
る「そうですか？僕のタイプじゃないんですよね。」

こ「でも楓乃ちゃんとか結構可愛くない？」
さ「じゃあお前俺と変われ」
こ「それは無理。」

『おつぷり』




そしてそのまま非常階段のところで生徒会メンバーの皆と喋ってたら。



ｷｰﾝｺｰﾝｶｰﾝｺｰﾝ



こ「やべっ」



チャイムが鳴りました。

走って帰ると会長のなーくんに怒られるので、速歩きで。



教室の手前まで来た時、私は気づいてしまった。





このまま一緒に入るのはやばいんじゃないか？！




むりむり。この関係性は内緒にしとかないと個性に○されちゃう。





『ちょっとトイレ行ってくる』
こ「えなに生理？」
『違うけど本人の前で言うんじゃねぇよ』






常識がなってない猿を殴ってから、トイレに行く。





すると。















有栖「ﾁｯ・・・・・あーもう最悪。なんでこっちがこんな目にあわねぇといけ・・・・・
えっ、Aちゃんっ？！」





鏡の前で髪の毛を直してる、有栖がいました。

どうやらここで愚痴をこぼしていたらしい。




・・・私は何も見ていない()





『ぁえっと花ノ井さんじゃん。もうチャイム鳴ったよ？』
有栖「あ、ありが、とうっ！わ、私のことは有栖、って名前で読んでほしいなっ！
じゃ、じゃあね！」





慌ただしく去っていった。


有栖は私に本性をバラされないかどうか、すっごく心配するんだろうな。





心配しなくても、最初から全部知ってるんだけど。






私も適当に手を洗い、その水を髪にリサイクル。

毛先にウェーブかけてるから、水つけたほうが綺麗になるんだよね。






『っよし。戻ろ。』




そう呟いてトイレを後に。


教室の後ろから、






『遅れてすみませ〜ん・・・トイレに行ってました・・・・・』







そーっと入る。

目線は有栖。



やっぱり凄い怯えた顔で私のことをちらちら見ている。







しょうがないなぁ。

５→←３

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す