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43.* 佐久間side ページ44



最後にしたのがいつかなんて覚えてない。

けど、気づいたら何日も経ってて無理やり出そうとしたら痛いし、ほっといても痛いけど。

部屋の鍵を閉めた翔太。

渡「一応な」

すぐに後ろから抱きしめられてお腹さすられる。

しばらく経てば音が鳴りだし痛みも増す。

渡「ゴロゴロ言ってる」

佐「ぁ、くっ…いった……」

渡「この体制で大丈夫?」

佐「コクンッ……」

痛くて上手く力が入らない。

渡「気失わないでよ」

佐「それは大丈夫っ……いったいっ…」

視界が霞む。

渡「ちょっとごめん」

抱き方を変えられる。

渡「もうすぐだとは思うけど、誰にも言うつもりないから出していいよ。」

佐「ぁ、っ…無理無理っ……」

渡「ギュッ……」

佐「いやっ……」


溜まりに溜まったのがオムツの中に全て吐き出された。

渡「立つ力残ってる?」

佐「なぃ、」

渡「俺がやっていい?」

佐「コクンッ……」

恥ずかしい。

渡「よくこんなに腹ん中に溜め込んだな」

佐「出なかったもん……」

渡「誰かに早く相談すればいいのに」

佐「次はちゃんと言う……翔太に」

渡「俺でいいの?」

佐「うん…ふっかも涼太もラウとかみてないとでしょ?」

渡「嬉しい」

佐「え?」

渡「頼りにされてるって思っていいんでしょ?」

佐「あぁ、うん。そうなるのかな」

渡「はい、終わった」

佐「ありがとう…ごめんね」

渡「俺がやったんだし。ごめん」

佐「ギュッ……」

渡「これ捨ててこないと」

佐「あ、さすがに自分で行くから。」

渡「そう」


部屋に戻るとスマホいじる翔太。

渡「おかえり。来る?」

佐「ギュッ……」

渡「お腹へっこんだ笑」

佐「翔太のおかげだよ。ありがとう」

渡「ん、俺前にふっかに佐久間っ子って言われたけどそうなのかも」

佐「何?佐久間っ子って」

渡「お母さんっ子とかそうゆうのって」

佐「あ、ふっかが作ったのね笑」

ふっからしいけど笑

佐「でも、怒られちゃうかな。翔太ばっかといたら」

渡「やっぱり?」

佐「うん、、」

渡「そうだよな」

佐「疲れちゃったから寝てもいい?」

渡「うん」

佐「このままじゃダメ?」

渡「休める?」

佐「なんかこうゆう気分なの…」

渡「俺はいいけど、」

佐「ギュッ……」

渡「ギュッ……おつかれ」

佐「ん、」

トントンされてすぐに夢の中。

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作者名:聖奈 | 作成日時:2020年5月13日 13時

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