Snow House (ページ35)

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34.＊佐久間side ページ35

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昨日、涼太に頼まれたから翔太と一緒に蛍光ペンを買いに来た。

佐「好きなの選びな？」

渡「照にもらったのあるからいい」

佐「いずれはなくなるでしょ。すぐに使わなくていいんだよ？」

ほかにもシャーペンの芯とか鉛筆とかいろいろ買い足す。

家に帰って、それぞれに分ける。

深「また色鉛筆買ってきたの？」

佐「短くなったりなくなったりしてんだよ？」

深「そうゆうのってさ。舘さんそっち持って」

宮「うん」

ソファの下からでてきた。

深「すぐ転がってくんだよな。翔太、拾って

ん、ありがとう」

宮「でも、シャーペンの芯とか必要だもんね」

佐「俺らも使うしね」

深「あぁ、たしかに」

佐「翔太、どうした？」

渡「べつに」

部屋に戻った翔太。

深「佐久間の部屋か」

佐「たぶんね」

阿「ただいま……」

佐「おかえり」

阿「ｹﾞﾎﾞｯ……」

佐「え、大丈夫！？リュック下ろそ」

渡「……ふっか、涼太。亮平吐いた」

深、宮「吐いた！？」

阿「ｸﾞｽｯ……」

佐「泣かない泣かない」

しばらく吐き続けた亮平。

深「佐久間、口ゆすがせたら俺の部屋に寝かせて」

佐「え？」

深「佐久間の部屋は翔太使ってるから」

佐「あぁ、わかった」

翔太が持ってきてくれた体温計で熱を測ると39.2

渡「よく帰ってきたな」

佐「ホントだよ」

冷えピタとアイス枕をして寝てる亮平の頭を撫でる翔太は優しい顔をしてた。