ご馳走様です 2 ページ25
とりあえずエマちゃんが呼んでいるということで、ピアソンさんに言われたとおり、キッチンに向かった。入り口には見慣れない張り紙が貼られている。そこにはでかでかと男子禁制！！とかかれていた。…もしかして、ピアソンさんが呟いていたのはこれのことなのだろうか。
張り紙を見つめていると、扉があいて「A！Aでちょうど最後なの！」とエマちゃんが姿を現した。
「さぁ入って入って！」
「エマちゃん…これは一体どういう…？」
「パパに日頃の感謝を込めて、お菓子を作って渡そうと思ったの！せっかくだから、他の女性サバイバーみんなで楽しく作ろうと思って！」
「自分で食べてもいいの？」
「もちろんなの！」
「加速オルゴール使えば焼く時間も早く終わりそう〜。使ってもいい〜？」
「か、加速オルゴールはさすがに使っちゃ駄目なの！」
ウィラちゃんの質問を皮切りに、エマちゃんが答えていく。
お菓子づくりかぁ。やったことないなぁ、と考えているとトレイシーちゃんも同じだったのかうへぇ…と嘆いていた。
「じゃあ早速始めるなの！」というエマちゃんの掛け声でお菓子作りはスタートした。
「Aはイソップにあげるんでしょう？」
「え？なんで？」
「え？違うの？」
バターと卵を混ぜながら、きょとんとした顔でフィオナちゃんは首を傾げた。どうしてイソップなんだ、と私も首を傾げてしまう。
「よく一緒にいるじゃない」
「一緒にいるんじゃなくて、イソップが勝手に付きまとってくるだけだよ……」
「でもAも悪い気はしてなさそうだよね」
「なんで？！！してるよ！！この間なんて部屋の扉が破壊されたし！」
「…？は、破壊…？……いや。一途でいいじゃない〜」
ごまかしたな。
フィオナちゃんは神様を信仰しているわりに、恋愛話が好きらしい。そういうものに興味あるとは思わなかった。
「いつもいつの間にか後ろにいるんだよ！私が気がつくか、誰かと接触するまで話しかけてこないし！！」
「影から見守っているのよ。私の神様みたいに」
「いやどう考えてもストーカーだよね？！ね？！パトリシアさん！！」
「わ、私に振るな！」
隣に居たパトリシアさんに振ると、そそくさと違うところにいってしまった。どうもこういう話は苦手…というわけではなく、単に絡まれるのが面倒くさいからだと思う。
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塩わさび - アリスさん» な、内臓？！！こんな作品でもそう言ってもらえて嬉しいです(*´∀｀*)更新がんばります！ (2020年2月11日 19時) (
レス) id: 8b57fbd319 (このIDを非表示/違反報告)
塩わさび - ハルさん» わーん（ ; ; ）ありがとうございます！！更新がんばります…！！ (2020年2月11日 19時) (レス) id: 8b57fbd319 (このIDを非表示/違反報告)
アリス(プロフ) - 塩わさびさん!ヤバイです!推しパラで内臓数個割れました!これからも更新頑張ってください!応援してます(｀･ω･´)ゞ (2020年2月9日 7時) (レス) id: e1cd416983 (このIDを非表示/違反報告)
ハル - テストお疲れ様です！更新楽しみにしてます！ (2020年2月8日 22時) (レス) id: edfc4fb06d (このIDを非表示/違反報告)
塩わさび - イヴさん» ありがとうございます！！なるべく早く更新できるよう頑張ります…！ (2020年1月26日 11時) (レス) id: 8b57fbd319 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：塩わさび | 作成日時：2019年12月14日 1時
