ご馳走様です ページ24
1.救世主
きっかけはいつだってそこにある。
父が言う。「お前の夢は否定しないよ。その代わり、何があっても最後までやりとおすんだ」、と。
2.新しい生活
出会いというものは必然だ。
メモの切れ端:A、明日は本試験ね。お互い頑張ってきたんだし、精一杯がんばりましょう。レーレより。
3.仕事
神はサイコロを振らないが、彼らはいつもボードゲームに夢中だ。
小さな新聞記事:期待の新人、最年少鑑識官の登場。彼女の活躍により、見事に難題事件を解決へと導いてみせた。
前回までのゲームで進んだ背景推理は、この3つだった。ゲームを終えた次の日に、一体どこから集めたのか、荘園の主によって記事や手紙として送られてくるのだ。
手紙や記事を広げて見つめていると、壊れたビデオのように映像が次々と流れこんでくる形で、私の記憶は掘り起こされる。
私はどうやら警察官に憧れていたらしく、レーレという女性と鼓舞しあっていたようだ。そして私は試験に受かり、最年少で鑑識へと異動したらしい。
それともう一つ、思い出したことがある。私には昔約束した人がいるようなのだ。でも相手が誰なのか、未だに思い出せない。
せめて何か手ががりがあればよいのだが…。
うんうんと頭をひねっていると、コンコンと扉がノックされるのが聞こえた。…もしかしてまた、イソップだろうか。
「A。い、いるか？」
「ピアソンさん？」
珍しい客人だ。扉を開けると、ピアソンさんがいた。彼は「カ、カールじゃなくて悪かったな」と言われたが、別にイソップだから良いというわけではない。
「ウッズさんがお、お前のことを呼んでいたぞ。キ、キッチン、に行くといい。お、俺はちゃ、ちゃんと…伝えたからな！」
「エマちゃんが…？わざわざありがとうございます」
「…お前はいいよな…お、女で………」
「え？」
「な、なんでもない！い、いいから早くいけ！」
バタン！と勢い良く閉められ、脱兎のごとくピアソンさんは走り去って行った。ただでさえイソップのせいで、立て付けが悪くなってしまったのでもう少し優しくしめてほしい。
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塩わさび - アリスさん» な、内臓？！！こんな作品でもそう言ってもらえて嬉しいです(*´∀｀*)更新がんばります！ (2020年2月11日 19時) (
レス) id: 8b57fbd319 (このIDを非表示/違反報告)
塩わさび - ハルさん» わーん（ ; ; ）ありがとうございます！！更新がんばります…！！ (2020年2月11日 19時) (レス) id: 8b57fbd319 (このIDを非表示/違反報告)
アリス(プロフ) - 塩わさびさん!ヤバイです!推しパラで内臓数個割れました!これからも更新頑張ってください!応援してます(｀･ω･´)ゞ (2020年2月9日 7時) (レス) id: e1cd416983 (このIDを非表示/違反報告)
ハル - テストお疲れ様です！更新楽しみにしてます！ (2020年2月8日 22時) (レス) id: edfc4fb06d (このIDを非表示/違反報告)
塩わさび - イヴさん» ありがとうございます！！なるべく早く更新できるよう頑張ります…！ (2020年1月26日 11時) (レス) id: 8b57fbd319 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：塩わさび | 作成日時：2019年12月14日 1時
