君は確か。 ページ4
『はぁ、疲れた。写真は濡れちゃったし、最悪だなぁ…』
とぼとぼ歩いていたら人とぶつかってしまった。
『あ、ごめんなさ___
は、?条野、?』
「おや、レフさん?どうしてこんなところに…今は仕事じゃなかったですか?」
幼馴染の条野とぶつかってしまった。もう会えないと思っていたけど…
『ぅ…ぁ…ッ…じ、条野ぉ…ッ…』
僕は安心して泣いてしまった
「ッ、!?ど、どうしたんですか?貴方はいつもそんなに甘えてこなッ__
『ッグスッ…あぁうぅ…条野ぉッ…条野ッ…僕これからどッしたら…』
条野side
警備として歩いていたら人とぶつかってしまった。
そしたら条野の言われて心音を聞いたら私の幼馴染のレフさんでした
ですが今は朝、レフさんは仕事をしているはずです。
仕事じゃないか聞いてみたところ、心音が速くなって、呼吸も浅くなって、何より私に抱きついてきたのですから、そりゃあもう吃驚しました
その時、私のことを見上げて泣いていました
''これからどうしたら''その言葉を聞いた時、彼は裏切られたとわかりました
でも探偵社…探偵社は優しいところだとレフさんは言ってました。そんなところで裏切られる?
少し疑いましたが、レフさんが嘘を吐くことは滅多にありません。
というより、レフさんが私に嘘を吐くところは見たことがありません。
許しません。探偵社。
私のレフさんを裏切って
何回ものトラウマを積み上げてまで優しくしてきたレフさんを…
もう許せないんです。
レフさんはいつこの地獄から解放されるんですか?
嗚呼、そうでした。レフさんが辛い思いをするのなら
私が守ればいいんです
私のそばに置いておけばいいんです
レフさんが壊れる前に
私が
ずっとレフさんのそばにいれば
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作者名:ゆき | 作成日時:2023年1月15日 23時