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「カット!!!!」と大きな声が聞こえて動きが止まる。撮り終わったみたい。
「竹中さんあがりまーす!」
「おつかれさまでーす。」
「Aちゃんおつかれー」
「Aちゃん今日バイト?」
「そうなんですよー。」
「え〜…打ち上げしようと思ってたのにー…。」
「えー…残念…。今度誘ってくださいよ〜…私もみんなと飲みたいです…。」
「今度またやるからその時来て!絶対誘うから空けといてよ?」
「了解です!じゃあ私着替えてきますね。」
あー疲れた…。
このあとバイトとかやってられない。
普段より早い時間だからまだいいけど、正直疲れる。
演劇もアクションも楽しいから好き。
でも学校を辞めた今、正直映研に混ざってやってる意味がわからなくなってきてる。
アクション…ていうかパルクールは日常で人の迷惑にならない場所や時間帯を選べばできるし。
お金もらってなきゃやってないよなー…。
そもそも顔が出てないとはいえ学校にいないやつを出して大丈夫なんだろうか。
「着替え終わったんで帰りますー。」
「はーいおつかれー。これ、今作分のお給料です!」
「ありがとうございます!」
「またお願いね」
「…はい!(ま、いっか。)」
荷物を持って歩き出すと昨日知り合った人と目があった。
「あ。松野さん!」
「え、あ…ど、どうも…」
「もしかして見てたんですか?恥ずかしいなぁ〜。(あれ、なんか雰囲気違う…?)」
「あ、えっと。すごくかっこよかったです!」
「ほんとですか!?よかったー。男の人の動きって難しくて。」
「そ、そうなんですか〜…」
「あ、あの…もしかして松野チョロ松さんじゃない…ですか?」
「え。」
「え、あ、いや、その…昨日お会いした時となんか違うっていうかなんていうか…すみません…。」
「えっと、あ。僕、松野トド松っていうんだ。チョロ松は僕のお兄さんだよ!」
「そうだったんですか!失礼しました。私竹中Aっていいます。」
「Aちゃんね、よろしく!」
「よろしくおねがいします」
「敬語なんて使わなくていいよ!もっと気楽にいこ?」
「え、は、うん…。」
「Aちゃんさ、昨日チョロ松兄さんと一緒にいたよね?どんな関係なの?」
「どんなって普通の友達だよ?」
「そうなの?なんか手つないで走ってたじゃん。」
「あー…あれはね変なのに絡まれちゃって逃げてたの。」
「だからあの写真だったのか…。」
「どういうこと?」
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中途半端なところで切れた…申し訳ないです
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杏月(プロフ) - 雛音さん» こんばんは。ご報告いただいた箇所訂正しました。ありがとうございますm(_ _)m (2015年12月23日 23時) (レス) id: 9096dccfc2 (このIDを非表示/違反報告)
雛音(プロフ) - こんばんは。呼び方のページでスーパーがスパーになっていますm(*_ _)m (2015年12月23日 20時) (レス) id: d4ce378bd7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:杏月 | 作成日時:2015年11月26日 8時