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｢あっちに行け、空気読め｣オーラが
ビシビシその可愛い笑顔から伝わってくるから
『失礼、しますね』
北斗の視線を無視してこの場を去ろうとすると
｢ごめん、俺、君に興味ないからさ。
こーゆーのやめてくんない？
人見てるし｣
背後からそんな冷たい言葉が聞こえて
｢、、っ失礼します｣
私を追い抜いて可愛いアイドルの子は走り去ってしまった。
-
『あーぁ、可哀想に』
｢しつこいんだよ｣
『健気じゃん』
｢何処が
…え、最悪。Aからの電話、あいつのせいで出れなかった｣
気がつくと隣に来ていた彼は
後ろから私に抱きついて、肩に顎を乗せてきた
『おもい』
｢助けてよ。目線おくってたのに｣
『あれは無理でしょ』
｢まぁ、確かに否めない
…ん？なんでここいんの？
昨日長撮影だって言ってたこと思い出して、電話2回かけるだけで我慢したのに。｣
って肩から顎を離して私の顔を後ろから覗き込む
『近い』
｢ねぇなんで｣
『急な空き時間』
｢え、ラッキー！超会いたかった！｣
『…3日会わなかっただけじゃん』
｢窒息死しそうだった｣
『窒息？』
｢Aの存在で息してるから俺｣
『こわ』
取り敢えず踊り場から移動して、近くの長椅子に2人で座る
｢あー疲れた｣
なんて小さく叫びながら私の膝に頭を乗せてくるから
『お疲れー』
って頭を撫でると
｢えっっ｣
彼は顔を真っ赤にして膝から転げ落ちた。
『痛そう』
｢そんなことして俺の事好きじゃないって何なの｣
『あ、照れたんだ』
私の言葉に
不満そうに髪をかきむしると
｢俺ばっかずるい｣
なんてキスしてくる。
『北斗ってキス好きだよね』
｢うるさい｣
あ、拗ねた。
隣に座ることは死守して変えないくせに
そっぽを向いて、拗ねましたよってアピールしてくる彼を微笑ましく思いながら
『現役アイドル様はやっぱモテるね』
って後ろから抱きつくと
｢なに、嫉妬？｣
嬉しそうな声が帰ってくる。
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れんり。(プロフ) - bbbさん» コメント気が付かなくて、時間が経ってしまっていてすみません。。とても嬉しいです、ありがとうございます！ (2021年5月3日 17時) (
レス) id: f1c4f19e3d (このIDを非表示/違反報告)
bbb - 凄く面白いです！更新楽しみにしてます！ (2021年3月15日 15時) (レス) id: 07513b1c51 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れんり。
| 作成日時：2021年2月26日 23時
