お 見 合 い【時透無一郎】

8，デート1 ページ9

貴方side







母「それで！A！お見合い受けてくれる？」









帰って来た途端お母さんにそう言われた。









私は………どうすれば良いんだろう。









無一郎は賛成してくれているらしいけど、私は………………。









貴「………お母さん、もう少し考えさせてくれる？」









母「……ﾌﾌｯ分かったわ」









貴「ごめんね……。あっ、そういえば明日無一郎とお出掛けすることになったの！」









母「まぁ！！！良いじゃない！！素敵素敵♥それで、何処に行くか決まってるの？」









お母さん……反応が乙女。









この人無駄に顔が良いからめちゃくちゃ萌えるんだけど？！









くそぉぉぉ！！！私は、デブスだから羨ましいぜぇぇぇぇ！！！！？！！←容姿端麗な人









貴「……ｺﾞﾎﾝｯまだ決まってないよ？」









母「なら、此処が良いんじゃない？」









お母さんはスマホの画面を私に見せてくれた。









あっ、此処って！！！









母「ｳﾌﾌカップルに人気のスポットの藤の花が綺麗な藤野公園よ！」









貴「あー！！そこ行ってみたかった所じゃん！！でも、リア充が多いから行きづらかった所………。」









母「ﾌﾌｯ折角の機会なんだから行ってみたら？？」









貴「うん！！ありがとう！お母さん！！」ｷﾞｭｰ









母「うふふ♪」ｷﾞｭｰ









▽




〜翌日〜







無「それで、行きたいところある？」









貴「うん！！藤野公園に行ってみたい！！」









無「藤野公園……？あー、リア充がいっぱいいる公園かぁ。そこでいいの？」









貴「ｺｸｯ無一郎と………無一郎と一緒だから行ってみたいの！！///」









こういう台詞を言い慣れていないから頬が徐々に熱くなっていくのが分かる。











無「っ！(なになに？！Aったらほんのり頬を染めちゃって可愛いんだけど？！)」









貴「駄目かな？」ｺﾃﾝｯ









首を傾げると無一郎は、口元を押さえながら頷いてくれた。









貴「やった〜」









無「ﾌﾌｯじゃあ、行こうか」









〜藤野公園〜







モブ夫「モブ子……君は夜空で輝く星のようだ。とても綺麗だよ」









モブ子「モブ夫さん…！ｷｭﾝｯ」









ﾁｯ









モブ君「モブ美さん……僕は君の事が好きだ。良ければ付き合って？」

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