6,お見合い5 ページ7
貴方side
有一郎がめちゃくちゃ驚く。
そりゃそうだよね、同級生であり親友の私が弟のお見合い相手なんて。
有「無一郎は?!失礼な態度をとってないよな?!な?!」
貴「落ち着けって。大丈夫だから」
それだけ言って私は、電話をブチッときった。
有一郎がまだ何か言ってたような気がするけど気にしないぜ!!
無「Aって兄さんと仲良かったんだね。……なんで言ってくれなかったんだろ」ボソッ
貴「うん!去年一緒のクラスになって意気投合して仲良くなったの!!LINEも交換してるんだぁ」
そう言うと無一郎は、俯いた。そしてやっと聞き取れるくらいの声でこう言った。
無「Aは……兄さんの事が好きなの?」
貴「…うん好きだよ。まぁ、友達としてだけど。」
無「そっか。」ギュー
貴「おふっ!!」
なんだよおふっ!!って。
まぁ、無一郎がバックハグしてきたからこういう声出てくるのは仕方ないよね。
…………ただ彼の髪が長いから首筋とかに当たってくすぐったいけど。
貴「どしたの?無一郎」
無「………っと…………た」
貴「ん?なんてぇぇ?」
無「…嫉妬したって言ったの。兄さんが羨ましくて。」
おや、嫉妬とは!!///
無「僕よりも兄さんの方が仲良くなったのが早いと知ったから。」
……無一郎きゅん♥たまには可愛らしい事言うじゃない♥……まぁ、今日に初めてまともに話したけれども。
なんとなく振り返ってみると、無一郎は私の肩に顔を埋めていた。
そして髪から覗く耳が少し赤かった。
なんだかそれが愛しく思って私は、正面から彼に抱きついた。
貴「…無一郎なんだか暖かいね」
無「そう?Aも暖かいよ。」
しばらく二人で抱き合っていると襖が開いた。
無-貴「「あっ」」
母「まぁ!もうそこまで進展したの?!///」
時透母「フフッ私達邪魔者になっちゃったわね♪やっぱり戻りましょう」
母「そうですね♪」
二人はるんるんと軽い足取りで戻っていった。
ていうかなんか勘違いされてね?!
確かに抱き合ってたけれども!ねぇ?!
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ハピカ - 愛夏さん» ありがとうございます♪ (2020年8月8日 18時) (レス) id: df379dee82 (このIDを非表示/違反報告)
愛夏 - とても面白いです!これからも頑張って! (2020年7月27日 14時) (レス) id: 066f3ee0db (このIDを非表示/違反報告)
ハピカ - ☆カペラ★さん» ありがとうカペラちゃん!!! (2020年6月14日 11時) (レス) id: df379dee82 (このIDを非表示/違反報告)
ハピカ - こゆりんごさん» あら、同じ名字だったんですね?!か、神なんかじゃないですよぉ〜またまたぁ〜 (2020年6月14日 11時) (レス) id: df379dee82 (このIDを非表示/違反報告)
ハピカ - フルーツミルクさん» ありがとうございます♪次の作品も面白くします! (2020年6月14日 11時) (レス) id: df379dee82 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ハピカ | 作成日時:2020年5月18日 17時