4，お見合い3 ページ5
貴方side
貴「えっと……私は豊川A。よろしくね？」ﾆｺｯ
取り敢えず笑ってみると無一郎は、目を見開いて少しだけ頬をピンク色に染めた。
無「！！(Aの笑顔…この笑顔は絶対に僕が守ってあげたい。それに可愛かった…///)」
貴「時透君？」
不思議に思って彼の顔を覗き込むといつもの真顔に戻っていた。
そして、ふと私の方を見たかと思うと手を伸ばしてきた。
そして私の頬を愛しそうに優しく撫でた。
突然のことで困惑していると、無一郎は笑った。
無「ごめん。ついAが可愛らしくて。ねぇ、僕の事名前で呼んでよ」
可愛らしい？！///あの無一郎からそんな単語がでるとは……！
しかも名前呼びしてって……！心の中では名前呼びだけども！！
貴「えっと……むっ無一郎？？」
無「ｺｸｯそう。無一郎。」
そう言って満足気に笑う。そしてこう言った。
無「Aは、なんだか僕にとって特別な存在だと思うんだ。……なんでだろうね」
貴「え？」
無一郎は私を壁まで追いやり顔の横に手をついた。
これって……！かっ、壁ドンってやつ？！///
こんな人気者にしてもらって……殺されないかな///
そして無一郎は徐々に顔を近づけてきた。
無「それにね、Aといると胸がドキドキと煩いんだ。……ねぇ、どう責任とってくれるの？」
貴「えっ…えっと……///」
どちらかが動けばキス出来ちゃう近さになった時、無一郎はﾌﾌｯと悪戯な笑みを浮かべた。
無「ﾌﾌｯごめんね。この続きは僕達がちゃんと結婚してからね」
そう言って離れる無一郎。
続きは僕達が結婚してから………って事は無一郎は私と結婚しても良いってことなの？！
でも…無一郎は良いのかな。好きな人と結婚しなくても。
それに、あんな事言ってたけど、きっと冗談に決まってる！！
でも、胸が異様にドキドキと高鳴っている。
どういうことなの？
それに顔がぶわって熱くなった気もするし…。
あの言葉をかけられた時には、キュンってしちゃったし…………。
いや、まさかね。
ないない、あるわけない！
多分…ない
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 196人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「鬼滅の刃」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ハピカ - 愛夏さん» ありがとうございます♪ (2020年8月8日 18時) (
レス) id: df379dee82 (このIDを非表示/違反報告)
愛夏 - とても面白いです！これからも頑張って！ (2020年7月27日 14時) (レス) id: 066f3ee0db (このIDを非表示/違反報告)
ハピカ - ☆カペラ★さん» ありがとうカペラちゃん！！！ (2020年6月14日 11時) (レス) id: df379dee82 (このIDを非表示/違反報告)
ハピカ - こゆりんごさん» あら、同じ名字だったんですね？！か、神なんかじゃないですよぉ〜またまたぁ〜 (2020年6月14日 11時) (レス) id: df379dee82 (このIDを非表示/違反報告)
ハピカ - フルーツミルクさん» ありがとうございます♪次の作品も面白くします！ (2020年6月14日 11時) (レス) id: df379dee82 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ハピカ | 作成日時：2020年5月18日 17時
