【三十四】 茶髪のイケメェン ページ34
「Aさん・・・・・・」
そんな声が聞こえた。
ゆっくりゆっくり目を開けるとちゅんちゅん鳥が鳴いていた。
朝なのだろうか。
自分の部屋にしては薬草の匂いが漂っている。
体に痛みが走ったので起き上がることは諦める。
「Aさんっ!起きられましたか!?」
目線だけを横に向けると茶髪のイケメェンが居た。
誰だろう。
「良かった・・・・・・箪笥の下敷きになって医務室まで来た人は貴方が初めてです」
安心したような笑みで、それでも驚いたような声で、まぁ表しにくい表情と声だった。箪笥の下敷き、箪笥の下敷きに・・・・・・?
『あっ、そうでした・・・・・・!箪笥が彗ちゃんめがけて倒れてきて、庇って、そっから意識がなくなってですね・・・・・・』
全て思い出したとき、バッと上半身を起こした。
動くだけでも痛かったはずなのに忘れていた為激痛が走った。
鳥頭なのかもしれないですね。
「あー!ちょっと!絶対安静なんですよ!?」
叱られてしまった。
『彗ちゃんは!?』
「・・・・・・彗?あぁくのたまの。大丈夫ですよ。彗が貴方をここまで運んできてくれたんです」
『え、年下の子にそんな事させてしまった・・・・・・恥ずかしい』
手で顔を覆う。
迷惑沢山かけてしまった。
『・・・・・・茶髪のイケメェンさんもありがとうございました』
「へっ!?い、いえ!そんな・・・・・・」
あたふたしてる。
あの事件があったのは真夜中だったはず。
そして今は朝。
もしかするとずっとついていてくれたのかもしれない。
熊・・・・・・じゃない、隈が凄いから。
『体はとても痛いんですけど気持ちはもう、百パーセント。元気です!なんせ私の生命力はあの虫並みですからね!』
「彗と同じこと言ってますね」
茶髪のイケメェンさんは誰かを呼びに行った。
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ティコ(プロフ) - 天然水豆腐さん» 私も、天然水豆腐さんの作品も、天然水豆腐さんもすごく大好きですよ!これからも頑張ってください!応援してます! (2019年2月17日 12時) (レス) id: e878cfb355 (このIDを非表示/違反報告)
天然水豆腐(プロフ) - ティコさん» 軽くどころかコメント頂くたびにはしゃいでいる人間なのでコメントをくださった方は私にとって神様のような存在です、大好きです!笑ティコさん、こちらこそ嬉しいです!頑張りますね!! (2019年2月17日 12時) (レス) id: 50e857828e (このIDを非表示/違反報告)
ティコ(プロフ) - 天然水豆腐さん» いつもってことは軽く認知されてるのかなってすごく嬉しくなりました!大変だと思いますが頑張ってください! (2019年2月12日 0時) (レス) id: e878cfb355 (このIDを非表示/違反報告)
天然水豆腐(プロフ) - ティコさん» ちょっと新作を書くとしたらどんなのがいいかな、と悩んだものでして(笑)なるほど・・・・・・私も五年生が好きなので五年生中心になっちゃうんですよね・・・!!貴重なご意見ありがとうございました・・・っ(感動)本当にいつもありがとうございます! (2019年2月11日 21時) (レス) id: 50e857828e (このIDを非表示/違反報告)
ティコ(プロフ) - 新作...!私的には三郎が一番好きなので5年生が中心とか、三郎落ちとかだと嬉しいんですが...また同じだとちょっとあれですよね、天女系とか、先輩後輩系とかたくさんありますよね...でも、どのお話でも天然水豆腐さんのお話が好きなのでめっちゃ読むと思いますww (2019年2月11日 21時) (レス) id: e878cfb355 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:天然水豆腐 | 作成日時:2018年11月26日 20時